当研究室および共同研究提携先では、「LDLコレステロール直接法の正確性の検討」の被験者としてご協力いただける方を募集しています。
- 研究目的:
高LDLコレステロール血症は、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化症を引き起こす最も重要な危険因子です。LDLコレステロール値は、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールから計算式で間接的に計算で求める方法と直接測定する方法の2つがあります。しかし、計算で求める方法は、採血時に12時間以上の絶食が必要で中性脂肪が高い場合に使えないという欠点があります。
近年、LDLを直接測定する方法が日本で開発され、世界中に普及してきました。しかし、2010年に発表された米国の研究で、一部の脂質異常症では直接法でLDLコレステロールが正確に測れないのではないかと疑問が提示されました。
米国疾病管理センター(CDC)は、LDLコレステロールの基準法として、超遠心法と沈殿法を組み合わせた方法(BQ法)を採用しています。本研究は、正常者および脂質異常症の患者さんにおいて、直接法とBQ法で測定したLDLコレステロール値に差があるのか検討することを目的としています。なお、BQ法によるLDLコレステロール測定は世界で10施設しか測定ができません。本研究ではそのうちの一つである大阪府立健康科学センターとの共同研究により、BQ法でのLDLコレステロール測定を行います。
- お願いの内容:
食前または食後に、腕から静脈血を採取(27〜36ml)をさせていただきます。
測定に関する費用はかかりません。
- 場所:
順天堂医院循環器内科または臨床検査医学科で行います。
- 応募条件:
急性疾患の方、書面による同意の得られない方は、除かせていただきます。
脂質値が正常な方だけでなく、脂質異常症のある方も募集しています。
脂質異常症に対する治療薬内服の有無は問いません。
- 問い合わせ先:
順天堂大学臨床検査医学講座 平山 哲
〒113-8421
東京都文京区本郷2-1-1
順天堂大学医学部臨床検査医学講座
TEL 03-3813-1111 (内線3373、5187)
FAX 03-5684-1609
E-mail: sthiraya@juntendo.ac.jp