対象疾患

睡眠時無呼吸症候群(SAS)・呼吸不全

主たる対象疾患:睡眠時無呼吸症候群、睡眠呼吸障害、慢性呼吸不全を引き起こす肺の病気(慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺結核後遺症、間質性肺炎、肺がん、筋萎縮性側索硬化症や筋ジストロフィーなどの神経や筋肉の病気)


 専門医(日本呼吸器学会専門医、日本睡眠学会認専門医、日本内科学会専門医、身体障害者指定医、難病認定指定医)による、睡眠時無呼吸症候群、呼吸不全の外来診療を行っています。 診療枠は、呼吸器内科外来、1号館4階の睡眠・呼吸障害センター(呼吸器内科枠)、1号館2階の難病外来(呼吸器内科枠)において行っています。 コロナ禍においては、電話診療、オンライン診療も行っています。

 睡眠時無呼吸症候群以外の睡眠呼吸障害の診療にも対応します。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に一定回数呼吸が止まり、日中の眠気を伴う病気で、肥満や顎の形状、寝る前の飲酒習慣などが原因で生じることが多い病気ですが 、他の睡眠呼吸障害の病気との区別は困難です。睡眠中のいびき、 頻繁に眼が覚める、起床時の眠気や疲労感、熟睡感低下、口の渇き、昼間の眠気、集中力低下など、 いずれかの症状が気になる場合には一度ご受診ください。外来や入院での精密検査、その後の外来診療の継続も可能です。

 呼吸不全は、呼吸が苦しいという訴えのある方を対象にしますが、外来や入院で専門の検査を行いし、医学的な解釈としての呼吸不全(身体に酸素を取り込めない、二酸化炭素が吐き出せない)を伴っているかどうかを評価します。伴っている場合には、その原因となる病気の確定診断を行います。呼吸不全を伴っていて、その呼吸不全に対処する継続的な酸素吸入(図1にイメージ)、 や人工呼吸器(図2にイメージ)の使用が必要である場合には、最適な治療を行います。 最近は、小児期からのご病気で呼吸不全のある患者さんの成人内科への診療移行も積極的に受け入れています。


図1.在宅酸素療法(日本呼吸器学会HPより)
図2.在宅人工呼吸療法(日本呼吸器学会HPより)