舌下免疫療法について

舌下免疫療法は

  1. 感作陽性抗原数が少なく、より若年で、中等症以下の人に効果的です。
  2. 鼻症状 > 喘息 >> 口腔アレルギー症候群、アトピー性皮膚炎の順に効果があります。
  3. ダニとスギは(1)の要件を満たせば100%近い方に有効であると言われています。
    抗原特異的IgEは3以上が望ましいです。
  4. 減感作治療を受けても大量抗原吸入で症状悪化は十分起きうる事を理解して頂く必要があります。
  5. 有症状期(例えばスギ花粉飛散時期など)は開始できません。
  6. 近々転居予定の方は転居先でも継続可能か前もって検討してから開始する必要があります。

舌下免疫療法に興味がある方へ

適応があるかないかは採血検査をしてみないとわかりません。
舌下免疫療法に興味があることを主治医に伝え、まずは採血検査をしてもらいましょう。

適応があり、舌下免疫療法を希望される方は水曜日午後の原田外来、木曜日午後の喘息外来(伊藤外来)で舌下免疫療法の説明と導入を行っております。

導入時期は1週間毎に外来通院をして頂く必要がありますが、副作用対策を行いながら維持量まで増量できれば、その後は外来間隔をあける事が可能です。

当呼吸器内科では喘息を合併する花粉症患者さんを対象とした臨床研究を行っており、舌下免疫療法を行う際にはこの臨床研究への参加をお願いしています。ご検討いただけましたら幸いです。
(詳細は外来で説明させて頂きます)

舌下免疫療法の実際の流れ

各主治医に舌下免疫療法に興味がある事を伝えて、アレルギーの検査をして頂きます
結果がでるまでの約1週間に舌下免疫療法のパンフレットを読んで、副作用などを確認して頂きます
採血結果説明と舌下免疫療法の捕捉説明
副作用や投与スケジュールを理解した上で同意が得られた場合は、スギ花粉が飛散していない時期から舌下免疫療法開始させて頂きます
水曜日午後あるいは木曜日午後の外来で舌下免疫療法を開始
初回は投与後30分間は外来で経過をみさせて頂く必要があります
指示に従って毎日投与量を増量して頂きます
1週間後の外来で副作用の有無を確認し、高用量のボトルに切り替えます
指示に従って毎日投与量を増量して頂きます
更に1週間後の外来で副作用の有無を確認し、使いきりのパックに切り替えます