肝臓は栄養などの合成や代謝、解毒、血液貯蔵、胆汁排泄などさまざまな機能をつかさどっており、生命維持に不可欠な臓器です。さまざまな原因から肝機能低下が進行した場合に肝硬変へと移行し、さらに非代償性となった場合には代わりの治療方法はなく、移植が唯一の救命の手立てとなります。
健常なドナー(提供者)から肝臓の一部を受け取る生体肝移植、また脳死患者さんから肝臓を受け取る脳死肝移植があります(図1)。
肝移植について
生体肝移植
2007年以降は400例前後で推移、ここ数年減少傾向にあります。

脳死肝移植
2019年は88例と過去最多、今後の脳死ドナー数の増大が期待されます(図2)。
脳死肝移植
順天堂での肝移植の成績としては、成人生体肝移植の5年生存率が93.8%, 10年生存率が89.5%であり、高い水準を維持しております(図3)。
順天堂成人生体肝移植
コロナ渦で休止していた時期もありましたが、現在再開しております。いつでもご相談に乗りますのでご連絡下さい。移植コーディネーターと連携して、ご家族・提供希望者を含め丁寧かつ迅速に対応させて頂きます。