診療実績

当科における主な手術症例数

総手術数

2019年1月より齋浦教授が就任し、同年は当教室過去最高の手術件数を達成しました。肝胆膵領域悪性疾患から胆石などの良性疾患まで幅広くハイレベルの治療を提供できるよう努めています。他院で切除不能とされた進行がん症例も集学的治療と血管合併切除等の外科技術を駆使して数多く治療しております。肝胆膵外科領域では他科との連携が診療上、非常に重要であり、2019年から大腸肛門外科・消化器内科と大腸癌肝転移カンファレンスを、消化器内科と胆膵カンファレンスをそれぞれ週1回、新たに開始しました。今後も各科縦割りではなく、多科横断的な連携の取れた診療を目指していきます。

総手術数

肝切除

2019年の肝切除件数は134件とほぼ例年通りの件数を達成しました。対象疾患は肝細胞がん、転移性肝がん(大腸がん、胃がんなど)をはじめ、肝内胆管がんなど多岐に渡ります。また肝門部胆管がんに対する拡大片肝切除+肝外胆管切除、消化器外科領域で最も高侵襲とされる広範囲胆管がんに対する拡大片肝切除+膵頭十二指腸切除術(HPD)も行っています。腹腔鏡下肝切除も積極的に導入しております。

肝切除症例数年次別推移

膵切除

膵切除は年間100件を超え、当教室始まって以来の手術件数を達成しました。門脈合併切除再建・動脈合併切除再建などの血管合併切除を伴う拡大手術を積極的に行っております。腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術はじめ腹腔鏡手術も積極的に導入しています。2020年はロボット支援下膵切除を導入しました。主な対象疾患である膵癌に対しては術前の抗がん剤治療が標準治療となってきており、治療導入前の審査腹腔鏡検査(腹膜播種や肝転移など手術の対象とならない因子がないかを調べる手術)も今後増加する見込みです。

膵切除

胆嚢摘出術

胆嚢摘出術