順天堂大学医学部附属順天堂医院 脳神経外科に関する様々な情報をご案内します。

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専攻生・大学院生の募集/研究内容

専攻生・大学院生の募集

脳神経外科では、臨床に即した基礎研究を行っています。数ある研究課題のうち、低侵襲手術の開発・発展は重要なものの一つです。上述の血管内治療、神経内視鏡手術、深部脳刺激(DBS)療法についても、幾つかの研究プロジェクトが進行中です。これらの研究を推進するためにも、多くの専攻生・大学院生が我々の施設に集うことを期待しています。現在National Institute of Health, Naval Medical Center, University of Toronto, Northwestern university, 理化学研究所、防衛医科大学、順天堂大学神経内科、麻酔科、解剖学、病理学、生理学など、学内外の施設との共同研究を行っております。当教室での研究をステップアップする目的で、国内および海外留学を行うことも可能です。

研究内容

以下の研究プロジェクトの一部を紹介します。

頚動脈狭窄症に対する血管内治療をより安全に行うための基礎的研究
―不安定プラーク克服のためにー

a.不安定プラーク動物モデルの確立
b.不安定プラークの病態解明
c.不安定プラークの診断方法の研究
d.不安定プラークに対する安全な治療方法の開発

特発性正常圧水頭症における髄液プロテオーム解析

 特発性正常圧水頭症(iNPH)の髄液をプロテオーム解析し、iNPHの診断に有効な短角を探索する。iNPH患者と対象において、髄液を2次元電気泳動し比較。α1-antichimoptrypsin (ACT), apolipoprotein D (apoD), apolipoprotein J (apo J), haptoglobin, serum albumin, α1-microglobulin/bikunin precursor (AMBP), leucine-rich α-2-glycoprotein (LRG)が同定された。特にLRGはiNPHで著明にどうかしており、iNPHの診断に有効なタンパクであるとこが示唆された。

神経細胞新生とてんかんおよび認知症治療への応用

ラット海馬への遺伝子導入
 アルツハイマー病を中心とした認知症や側頭葉てんかんにおいては、海馬での神経細胞脱落が観察され、臨床的には記憶障害として問題となっている。一方、神経細胞の新生は傍脳室領域、海馬歯状回で成体になっても続いていることは、動物実験のみならず、ヒトにおいても報告されている。そこで、記憶障害(認知症)に対する新たな治療の可能性として、神経細胞新生の促進に注目した。近年、pigment epithelium-derived factor(PEDF)が神経幹細胞の再生に関与しているという報告がなされているので、PEDFをラットの海馬に定位脳手術の技法を用いて遺伝子導入、同部での神経細胞の新生を促すことを試みた。先天性水頭症を呈するHTXラットでは、海馬に神経細胞の脱落などの障害があるため、このHTXラットの海馬歯状回にPEDFを遺伝子導入することで、海馬における神経細胞の新生・発達が促されるかを検証、さらにこれが動物の記憶障害を改善するかどうかを検討中である。