リハビリテーション科

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プログラム責任者からのメッセージ

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様々な治療手段で
患者さんのQOL向上を
目指す

順天堂大学大学院研究科
リハビリテーション科教授
藤原 俊之

Dr藤原俊之
私たちは東京都心を中心に6病院合計3200床を超える急性期病院群のリハビリを行っている国内最大級のリハビリテーション部門です。
リハビリテーション医学はWhole life and Whole body Medicineです。新生児期から老年期までの人生(Whole Life)にわたり、生活全般(Whole Life)にかかわる機能を回復させ、臓器や障害部位に拘らず、脳から四肢にいたるまでのすべての障害(Whole body)を治療の対象とする医学(Medicine)です。

そのため、高次脳機能、言語機能、嚥下機能、運動機能、感覚機能、疼痛などのあらゆる機能障害に対して、さまざまな治療アプローチを行っていく必要があります。

当科ではリハビリテーション科専門医(Physiatrist)として、運動療法だけでなく、電気刺激、経頭蓋磁気刺激、経頭蓋直流電気刺激などを用いて神経活動を修飾する物理医学的治療手段や疼痛をコントロールするためのブロック治療、痙縮による運動障害を治療するためのボツリヌス治療、失われた機能を代償する手段としての義肢・装具療法、薬物療法、ロボット工学や神経科学を応用したブレインマシンインターフェイス(脳の信号を利用して失われた機能の回復を図る治療法)などのあらゆる治療手段を使い分けて、最大限の機能回復、最小量の介助量、最高の生活の質(Quality of life)の獲得を目指しており、専門研修プログラムではこれらをしっかりと学んでいただきます。

臨床神経生理学会専門医(脳波、筋電図)、脳卒中専門医なども同時に取得可能なプログラムを用意しています。博士の取得も積極的に支援しています。
興味がある方は是非一度、見学にいらしてください。