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順天堂大学医学部附属順天堂医院 整形外科・スポーツ診療科
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 診療疾患

膝半月(板)損傷とその治療法の説明

膝半月(板)損傷も非常に多く、これも当科30年間の経験を蓄積した内視鏡手術によって2〜3泊の入院で治療を行っています。

1:原因と症状
ストップやターンなどスポーツ中に傷めることが多く、ジャンプの着地の際には前十字靱帯の断裂に伴って損傷されます。円板状半月(生まれつき半月が大きい)の場合は外傷歴がないこともあります。痛みとともに膝の曲げ伸ばしの時にキャッチング(引っかかり感)が出現し、水が溜まるため腫れもみられます。
正常な半月版
2:診断
MRIでみる膝半月損傷の例 徒手検査(診察)とMRIによって診断は可能で、MRIの診断率は80〜90%と言われています。

3:治療方針
半月には、軟骨にかかるストレスを減らす重要な役割があるため出来る限り温存する(残す)ことが重要です。以前は、半月切除術が主な治療法とされていましたが、半月切除後に長期間経過観察すると程度の差はあれ必ず関節軟骨が傷むことから、現在では温存を目的とした治療が重要視されています。
実際の治療としては、運動療法や足底板などの保存療法か、関節鏡(1cmの小さな切開が2つで手術が可能です)を用いての半月切除術や修復術(ラスピング、縫合術)などの外科的治療が選択されます。症状および検査(MRI)結果が軽症で、特に血流がある部位の損傷の場合は保存療法が有効です。血流がない部位の損傷で、半月が痛みや引っかかり感の原因になっている場合には半月切除術を行いますが、半月には重要な荷重分散の役割がありますから切除範囲は最小限として全切除は避けるべきです。特に中高齢者で0脚の場合は、加齢によって内側半月に変性断裂が多々みられますが、安易に切除術を選択すべきではなく、まずは足底板や薬物療法からなる保存療法を開始すべきです。
スポーツ復帰までの期間は、半月切除術で術後2〜3ヶ月、縫合術では術後4〜6ヶ月のリハビリが必要です。

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