患者さんを紹介してくださる先生方へ

当科は成人の消化器外科・一般外科領域の疾患を対象として診察治療を行っており、特に食道癌、胃癌に対する低侵襲手術に注力し、確かな技術に拠る高品質な医療に取り組んでいます。
食道癌においては20年以上にわたりわが国トップレベルの実績をあげてきており、2019年に峯真司が教授に就任して、鏡視下・ロボット支援下での高度な技術を駆使した質の高いリンパ節郭清を行い、良好な成績を収めています。
胃癌においては、腹腔鏡胃癌手術の先駆者である福永哲を中心に根治性と安全性、そして患者さんのQOLを第一に、低侵襲治療(腹腔鏡、ロボット支援手術)に取り組んでいます。高度進行胃がんに対する化学療法後のConversion surgeryや食道浸潤例、食道胃接合部癌についても、低侵襲手術の適応としています。
 
良性疾患では粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)、鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下、ロボット支援下手術など多岐にわたる手術もおこなっている他、専門外来を設けて肥満症に起因する深刻な合併症に苦しむ患者さんに対し、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を行い、良好な減量効果を得ています。
 
食道・胃外科への患者さんのご紹介は、いつでも承っております。 初診の場合、受付時間は午前8時から午前11時、午後1時30分から午後3時までとなっています。(土曜日は午前8時から午前10時30分まで。毎月の第二土曜日は休診です。)外来担当医が診察させていただきます。教授外来をはじめ、他の全ての外来においても日本外科学会、日本消化器外科学会、日本食道学会、日本内視鏡外科学会、日本胸部外科学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会などの専門医並びに指導医・認定医が外来診療に携わっています。
 
なお、外来にご紹介いただく場合は、事前に地域医療連携室へ定型書式にてご一報いただけますと事前にカルテを作成して患者さんをお待ちいたします。



当院は、高度医療、先進医療を提供する病院として、他の医療機関と相互連携を図り、診療を行う厚生労働省に認定された「特定機能病院」です。受診にあたっては、紹介状(診療情報提供書)が必要です。(前回の受診日から6ヶ月以上経過した方を含む)
患者さんご自身でご予約いただく場合
先生方にご予約いただく場合

診療体制

現在、福永教授、峯教授、梶山教授、鶴丸特任教授のもと、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本食道学会、日本内視鏡外科学会、日本胸部外科学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会などの専門医並びに指導医・認定医を含め、約17人のスタッフで日々診療に携わっています。
 
当科では、成人の消化器外科・一般外科領域の疾患を対象として診察治療を行っており、特に、食道・胃・十二指腸の疾患を中心に診察を行っています。質の高い診断のもと、手術のみならず、患者さんに一番適した治療方法を選別し、事前に十分な説明を行いながら治療を行っています。食道・胃外科への受診はいつでも承っております。
 
初診の場合、受付時間は午前8時から午前11時、午前11時30分から午後3時までとなっています。(土曜日は午前8時から午前11時まで。毎月の第2土曜日は休診です。)また、他院での診断に対するセカンド・オピニオンを希望される場合も、随時、受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

外来担当医一覧

外来担当医表については、こちらをご確認ください。

入院時の診療体制について

福永教授、峯教授、梶山教授、鶴丸特任教授のもとにグループを構築し、診療を行っております。
毎週月曜日と金曜日には術前症例検討会を行い、各種画像診断所見、生理機能検査や血液生化学検査結果を十分に検討しております。

手術が予定されている患者さんには手術前に病状、手術の必要性、手術の内容、術後の経過など十分な説明を行い、インフォームド・コンセントを得た上で手術方針を決定しています。

毎週金曜日には教授総回診、その他、隔週で行われる放射線科との合同カンファレンスによって、入院されている患者さん全般に対する現状の把握と治療方針の検討を常に行っています。  

主な病棟の案内

B棟 16階、14階、6階A病棟