患者さんを紹介してくださる先生方へ

いつも貴重な症例をご紹介いただき誠にありがとうございます。 当科は昭和43年に日本初の小児外科学講座として誕生して以来、国内外で小児外科治療のリーダーシップをとり続けております。開講以来、順天堂大学小児外科を支えて下さっておりますのは、先生方のご協力と暖かいご支援に他なりません。この場をお借りし、心より御礼を申し上げます。

当科は消化器、呼吸器だけではなく泌尿器・生殖器も含めた幅広い疾患を治療しております。傷が小さく術後の回復も早い低侵襲手術 (内視鏡手術、他) を積極的に行っており、小児麻酔の経験が豊富な麻酔科医と協力してお子さまの術後の痛みの軽減にも努めております。また、da Vinci Surgical Systemを用いたロボット支援下手術などの最新外科治療も全国に先駆けて行っております。国内外から多くの患者さんをご紹介していただき、年間手術総数は1,100例以上 (全国標準250例) 、年間新生児手術総数も50例以上 (全国標準15例) と国内最大級です。小児外科学会認定指導医2名、専門医7名、内視鏡外科学会技術認定医3名を有しており、豊富な経験と知識、最新の技術に基づいて、心を込めて、安全性の高い治療を行うことが私どもの使命であります。また、地域周産期母子医療センターでもある当院の周産期センターの一角として産科、小児科、その他の外科系関連科と密な連携をとることによって、胎児診断された先天性疾患に対して赤ちゃんが生まれる前からの母体・胎児管理、出生後の新生児治療・手術までがスムーズに繋がる体制を整えておりますので、胎児診断を受けた患者様のご相談も随時受け付けております。

診療体制は通常の一般外来での初診受付に加えて、夜間・休日も専門医、指導医を含む3名が常時待機する365日24時間対応の救急も行っております。引き続き安全で心を込めた治療を患者さんに提供させていただく所存ですので、変わらぬご支援の程、何卒よろしくお願いいたします。
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