禁煙支援ニュースNO.5

2007.09.20 禁煙推進委員会

保険が適用される「禁煙外来」での受診について

喫煙は、習慣や嗜好ととらえるのではなく、「ニコチン依存症」という病気として、「ニコチン依存症管理料」が新設(平成18年4月診療報酬改定)され、禁煙治療が保険適応となりました。
当院は、同年8月1日の本郷キャンパス内禁煙から、「禁煙外来」が保険適用外診療(自費)より保険適用となっております。
ニコチン依存症管理料は外来患者に対し、「禁煙治療のための標準手順書に沿って、初回の当該管理料を算定した日から起算して12週間にわたり計5回の禁煙治療を行った場合に算定する。」となっており、一定の要件を満たす者であることが必要です。
禁煙を考えている方は、ぜひ「禁煙外来」での禁煙に”トライ”しては如何でしょうか?

「禁煙体験、その失敗例」(事務員・男性)

喫煙歴もかれこれ二十数年を数えます。この間、何度かの禁煙期間も経験しています。いくら一日あたりの喫煙本数が少ないと言っても、「きっと肺はまっくろかな・・・?」などと不安になったり、開き直ったりの日々。覚悟を決めて禁煙を実行しようと思い立った週に限って飲み会で周りは煙モクモクだったりして、「まぁ、今日だけならいっか。」なぁーんて意志の弱い自分を責めてみたり、慰めてみたり。禁煙の補助にニコレット買ったり、ニコチンパッチも処方していただきました。もちろん身体に悪いことはわかってます。でも、どこかで「一日この程度ならば、大丈夫」と言い聞かせてる自分がいまして、別においしいとは思わないんですけどね。何んで自分はこんなに意志薄弱な男なんだろう!
やっぱり、これが中毒ってことなんでしょうか。そんな私が考える禁煙の特効薬は常にタバコの吸えない場所にいること、これが何度も失敗を繰り返してきた自身の体験ですね。でも、これが一番難しいんですよ、実際のところ。タバコを吸わない人にはわかってもらえませんよね・・・。

禁煙外来 担当医師からのコメント

 昨年の8月1日より、当院の禁煙外来が保険適応になってから242人の方が外来を受診され、最終的に42%の方が禁煙に成功されました。うまく行かなかった方は貴方だけではありません。また、決意を新たにして、トライしてください。でも、次の機会での成功につなげるため、なぜ今回は失敗したのか、よく考えることも大切です。貴方の失敗談には多くの成功への鍵が多数ちりばめられています。タバコがやめられないのは、「ニコチン依存症」という病気以外にも原因があります。それは、20年以上も喫煙してきた習慣と行動記憶によって吸いたくなってしまうからです。
ですから、禁煙を思い立った初心を忘れず、禁煙のメリットを思い浮かべ、実際に禁煙し続けることによって体調がよくなることをポジティブにとらえ、喫煙しない一日を”新しい自分の習慣”として大切に積み上げていくことが大切です。
禁煙できた一日はとても達成感があり、自分を誉めてあげたいと思いませんか?
「一日この程度なら、大丈夫」は、「一本だけお化け」と称される失敗への誘いです。また、「タバコの吸えない場所にいること」は確かに大切です。でも、これも永久に必要なわけではありません。禁煙を開始した最初の1~2週間は自分を苦しめないためにも、とても大切な工夫ですが、禁煙が板についてくればもう大丈夫。自分も禁煙できる、と自信をもってください。

禁煙外来(呼吸器内科):火曜日午後、水曜日午後、金曜日午後

関連リンク: 呼吸器内科「禁煙外来」