《法人章は、明治時代から順天堂醫院の薬袋に使用されていたもので「仁」の文字を図案化したものである。》 順天堂大学医学部附属順天堂医院
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順天堂医院ニュースNO.15 目次 順天堂医院ニュース一覧へ
・新任教授紹介
・乳腺センター長あいさつ・乳腺科科長あいさつ
・診療科トピックス
・生活習慣病シリーズ(3)高脂血症/高尿酸血症
・健康スポーツ室紹介/看護部・薬剤部・栄養部・事務部ニュース
・学部ニュース(医学部・医療看護学部)
・順天堂医院の今昔
・箱根駅伝

診療科トピックス
アスベスト・中皮腫外来について
塩見 和 樋野 興夫
呼吸器外科
塩見 和
病理学第2講座
教授
樋野 興夫
 呼吸器外科では、呼吸器内科はもとより、病院長を始め病院全体の協力を得て、今年の8月25日より、全国に先駆けて、「アスベスト・中皮腫外来」を始めました。まだ始まったばかりですが、これまでに95名の患者さんを診察させて頂きました。
 中皮腫という難治性の病気に対して、当院では、独自に開発した血液検査(腫瘍マーカーの測定)に加え、積極的に胸腔鏡を試みることで、早期診断、早期治療による予後改善を目指しております。アスベストの曝露に心当たりのある方、他の病院で中皮腫と診断された方は、是非早めに当科にご相談ください。
小児外科・小児泌尿生殖器外科
山高 篤行
小児科・小児泌尿生殖器外科 助教授
山高 篤行
吸収糸と絹糸の術後合併症頻度
 溶ける糸を使って、“異物”を残さない!!
 私どもの科では、赤ちゃん・子供の手術に、『溶ける糸(吸収糸)』を用いることで、体に“異物”が極力残らないようにしています。
 欧米では手術時、『吸収糸』を主に使用していますが、日本では非吸収性である絹糸を使用する場合が少なくありません。
 絹糸は動物性たんぱく質であるため、菌が非常に住み易い環境です。さらに、体内に“異物”として永く存在するため、『吸収糸』に比べ、糸の周囲に膿が貯まったり、傷が感染し易いのです(右表)。
 そこで私どもでは、『溶ける糸』を用いて手術をすることで、‘赤ちゃん・子供にやさしい医療’を提供させて頂いております。
心臓血管外科の最近のトピックス
天野 篤
心臓血管外科 教授
天野 篤
新浪 博
助教授
新浪 博
川崎 志保理
講師
川崎 志保理
 心臓血管外科では、新生児から高齢者までのあらゆる心臓血管疾患に対しまして、最先端の外科治療を提供できますよう日々努力しております。
(虚血性心疾患)
狭心症に対しましては、人工心肺を使用しない「心拍動下冠動脈バイパス術」を95%以上に行っております。心筋梗塞合併例では「左心室形成術」も積極的に取り入れ、重傷例も含めまして合併症も少なく早期退院が可能となっております。

(弁膜症)
 僧帽弁・大動脈弁を問わず術後血栓予防の抗凝固剤を必要としない「弁形成術」「生体または特殊機会弁置換術」を可能な限り行っております。不整脈を有する場合には「不整脈手術」も追加することにより、術後の患者さんの日常生活が飛躍的に改善しております。

(大血管疾患)
 大動脈に手術は、胸部・腹部とも緊急も含め成績は良好です。術後疼痛の少ない胸部大動脈手術の工夫や、従来の半分ほどの大きさ(約15cm)の傷で腹部大動脈手術を行っております。

(末梢血管疾患)
末梢血管疾患としての閉鎖性動脈硬化症に対しましては、放射線科、循環器内科と連携して、内科的なカテーテル治療、ステント治療を優先します。病変血管の形態によりましては、外科的治療も積極的に行います。

(先天性疾患)
 主に小児症例が多く小児専門に心臓血管外科医を擁しております。小児の特性を生かした「低侵襲手術」(超小皮膚切開、薬剤縮小使用、早期(3日)退院)を特徴としています。また小児外科・小児泌尿生殖器外来と連携し、全ての小児疾患に対する最先端外科治療に対応しております。
甲状腺疾患の外科的治療
池田 勝久 榎本 冬樹
耳鼻咽喉・頭頸科 教授
池田 勝久
講師 医局長
榎本 冬樹
 当科では甲状腺疾患、中でも甲状腺の良性腫瘍・がんに対して主に手術による外科的治療を行っています。甲状腺がんには様々な種類があり、日本人の場合、90%前後が乳頭がんというタイプのものです。乳頭がんはきちんとした治療を行えば、比較的よく治るがんの代表です。これらに対して当院では主に入院のうえ手術療法を行っています。入院期間は約1週間程度で手術時間は2時間程度です。手術翌日からお食事も召し上がっていただくことができますし、安静の必要もありません。退院後は翌日からお仕事に復帰することも可能です。傷の大きさは4〜5cm程度で美容面にも配慮して手術を行っています。乳頭がんは成長が遅いがために逆に長い経過観察が必要になります。術後の経過観察にも力をいれて診療を行っています。
バセドウ病の内的治療
バセドウ病の内的治療
河盛 隆造 酒井 謙
糖尿病・内分泌内科
河盛 隆造
講師
酒井 謙
 バセドウ病は、自らの甲状腺を体の異物とみなし、異常な免疫が働く自己免疫の病気です。甲状腺が過剰にホルモンを作ることにより、多彩な症状を示します。治療は、抗甲状腺剤による内科的治療、手術、放射線療法の3つの方法があります。多くの場合まずは抗甲状腺剤の内服をお勧めしています。抗甲状腺剤の内服は、外来通院で治療可能であること、お薬の調整で比較的容易にホルモン量を管理できることが長所ですが、注意深い観察の上で、1年〜数年の内服を継続していただくことが必要です。当科では、受診日当日のデータ評価に基づく、きめ細かい治療を行っております。初診の方はもちろん、今の治療に不安を感じている方へも適切なアドバイスをさせて頂きます。気軽に当科へお立ち寄りください。

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