《法人章は、明治時代から順天堂醫院の薬袋に使用されていたもので「仁」の文字を図案化したものである。》 順天堂大学医学部附属順天堂医院
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  順天堂大学医学部附属順天堂医院
順天堂医院ニュースNO.18 目次 順天堂医院ニュース一覧へ
平成18年度を迎えて 就任のごあいさつ
梁井皎院長 / 河盛隆造副院長
新井一院長補佐 / 大坂顯通院長補佐
がん治療の最前線シリーズ
リツキサンと悪性リンパ腫
婦人科悪性腫瘍の治療戦略
診療科トピックス
救急科新設のお知らせ
潰瘍性大腸炎に対する抗菌薬多剤併用療法(ATM療法)
痔でお悩みの方へ-切らずに治す痔の治療-
顎関節外来について
生活習慣病シリーズ(4)
虚血性心疾患循環器内科
診療支援部門ニュース
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医療・介護の費用負担が、4月から変わりました
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がん治療の最前線シリーズ
リツキサンと悪性リンパ腫 血液内科
杉本耕一助教授
血液内科 助教授
杉本 耕一
悪性リンパ腫は、主に全身に分布するリンパ節、時に胃、脳、皮膚、甲状腺などリンパ節以外の場所に発生する悪性腫瘍です。DNAの損傷を引き起こして腫瘍細胞を殺す抗がん剤を組み合わせたCHOP療法が過去20年以上にわたって悪性リンパ腫に対する最も有効な治療法でしたが、数年前からBリンパ球の細胞表面のCD20分子に対する抗体であるリツキサンが使用されるようになり状況が一変しました。わが国の悪性リンパ腫の約7割はBリンパ球由来であり、リツキサンが結合することによってこれらの腫瘍細胞に対して補体および細胞傷害性リンパ球による攻撃が誘導されます。この様な作用の仕方はこれまでの抗がん剤とは全く異なり、CHOP療法があまり有効でないタイプのリンパ腫に対してもリツキサンは治療効果を発揮します。更に、異なる作用機序をもつリツキサンとCHOP療法を組み合わせることにより、多くのリンパ腫において完治の可能性が高まります。当科では、これらの新しい治療法をより安全に行なう工夫をしながら悪性リンパ腫の治癒に向けての治療を実践しています。
関連リンク
血液内科
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婦人科悪性腫瘍の治療戦略 産科・婦人科
婦人科悪性腫瘍症例数の年次推移 当科では主に、卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がんを取り扱っています。1980年より子宮がん検診の普及により、子宮頸がんの死亡率は減少しておりますが、生活習慣の欧米化から、卵巣がん、子宮体がんの発生率は増加傾向にあります。婦人科悪性腫瘍が他の固形がんと異なるところは、化学療法が良く奏功することです。よって、卵巣がんのように早期発見が難しく、その約半数ががん性腹膜炎の状態で発見されても、最大限の腫瘍減量手術と化学療法を組み合わせることにより、再び寛解状態に持ってゆくことが可能になります。当科では、国際的なガイドラインに基づいて治療戦略を建てております。また、がんだけを治療するのではなく、患者さん一人ひとりの心情、社会的背景に合わせて治療を進めてまいります。婦人科を受診するのはちょっとためらうけどがんが心配という方も含めて、いつでもご相談ください。
産科・婦人科 講師 医局長 荻島 大貴
講師 寺尾 泰久
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