《法人章は、明治時代から順天堂醫院の薬袋に使用されていたもので「仁」の文字を図案化したものである。》 順天堂大学医学部附属順天堂医院
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順天堂医院ニュースNO.33 目次 順天堂医院ニュース一覧へ

順天堂創立175周年事業
本郷キャンパス・ホスピタルの再編

診療科トピックス
「腹腔鏡下大腸切除術」  大腸・肛門外科
「QOL(quality of life)の向上を目指した白内障手術〜多焦点眼内レンズ〜」  眼科
「ANCA関連腎炎」  腎・高血圧内科
「カプセル内視鏡」  消化器内科

診療支援部門ニュース
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診療科トピックス
「腹腔鏡下大腸切除術」大腸・肛門外科 奥澤淳司
坂本一博 奥澤淳司
教授
坂本 一博
先任准教授
奥澤 淳司
 今回は、腹腔鏡下大腸切除術についてお話します。
 大腸がんなどの大腸の病気では、10cm以上の大きな傷をお腹に開けて大腸を切除する「開腹手術」が以前から行われてきました。そのため、手術後の痛みや美容に関しての問題がありましたが、治療をする上でやむを得ないものとされてきました。
 しかし、このような「開腹手術」に対して腹腔鏡というカメラを用いた「腹腔鏡下手術」では、お腹に小さな穴を3〜4ヶ所開けて、腹腔鏡や鉗子と呼ばれる手術器具を使って手術を行います。その後、4〜5cm程お腹を切開して、病巣を体の外に取り出して切除し、腸と腸をつなぎ直します。
 このように、腹腔鏡を用いた手術では病巣を取り出すための最も大きな傷でも4〜5cm程で済み、手術後の痛みもとても少なく、回復も早いとされています。加えて、これらの傷は時間と共に殆ど目立たなくなります。
 腹腔鏡下大腸切除術は、これらの利点のため大腸の手術の標準となってきており、当院では、今までに500人以上の患者さんに行われています。
腹腔鏡下大腸切除術について
関連リンク
大腸・肛門外科
「胸部超音波検査:末梢肺がんや微量胸水の検出 関谷充晃
村上晶 中谷智
教授
村上 晶
講師
中谷 智
 眼科領域で最も多く行われる手術である白内障手術は全国で年間約80万件行われています。超音波乳化吸引術の進歩により完成の域に入ったかと思われたこの手術も、近年は新しい眼内レンズの開発に伴い更なる進化をとげ続いています。
 従来の眼内レンズは単焦点レンズと言って、“ある一定の距離にしかピントが合わない”レンズでした。遠くにピントを合わせた場合、近くの文字は老眼鏡を掛けないとはっきりと見えません。今回ご紹介する多焦点眼内レンズとは遠近両用眼内レンズのことであり、老眼鏡を使用する機会が少なくなることによるQOLの向上が期待されます。
 手術結果はそれぞれの眼の条件(瞳孔の直径や乱視など)によって異なり、一部の方では夜間に車のヘッドライトや街灯などがにじんで見えづらくなったりする(グレア、ハローと呼ばれる現象)こともあります。また職業がドライバーの方などは手術をより慎重に進める必要があります。
 当院では、昨年からこの眼内レンズを挿入する手術をスタートしています。多焦点眼内レンズは今のところ、健康保険の適応が認められていませんので、手術と関連する治療を自費診療で行うことになり、片眼で55万円(日帰り手術を行った場合)の費用がかかります。ご希望の方は、ご紹介くださるお近くの眼科の先生や当院外来担当医にご相談ください。
単焦点レンズと多焦点レンズの見え方の違い
関連リンク
眼科

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