《法人章は、明治時代から順天堂醫院の薬袋に使用されていたもので「仁」の文字を図案化したものである。》 順天堂大学医学部附属順天堂医院
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順天堂医院ニュースNO.33 目次 順天堂医院ニュース一覧へ

順天堂創立175周年事業
本郷キャンパス・ホスピタルの再編

診療科トピックス
「腹腔鏡下大腸切除術」  大腸・肛門外科
「QOL(quality of life)の向上を目指した白内障手術〜多焦点眼内レンズ〜」  眼科
「ANCA関連腎炎」  腎・高血圧内科
「カプセル内視鏡」  消化器内科

診療支援部門ニュース
減塩食の工夫
医療サービス支援センター「お薬相談室」
手術を受けられる方、ご入院される方へのお願い
回復期リハビリテーション病院(病棟)とは

順天堂医院の今昔


「ANCA関連腎炎」腎・高血圧内科 田中裕一
富野康日己 田中裕一
教授
富野 康日己
先任准教授
田中 裕一
 近年、血尿や蛋白尿を認め、数週から数ヶ月と驚くべきスピードで透析療法が必要な腎不全に進行する患者さんが増加しています。我々は、腎臓病の中で最も重篤で怖い病気を総称して急性進行性糸球体腎炎と呼んでいます。そのなかでもANCA関連腎炎は、1993年以降急激に増加し、わが国で多いMPO-ANCA型は平均65歳前後の高齢者に多く発症し、問題となっています。しかし、その原因は分かっていません。全身の血管炎の一症状として発症することが多く、肺出血や間質性肺炎など重篤な肺疾患の併発などによって生命予後も極めて悪く病気です。しかし、早期にステロイド療法や免疫抑制療法を行えば改善が期待できますので、早期診断が必要です。尿量減少や浮腫といった腎不全の症状だけでなく、全身倦怠感、微熱、食欲不振、皮疹などの症状がみられますが、初期症状に乏しく知らぬ間に進行していることもあります。気になる症状や検診で血尿や蛋白尿、腎機能障害を指摘されたら(特に、高齢になってはじめての場合)、『症状も軽いし・・・』と思って放っておかず、腎臓内科専門医での精密検査をお勧めします。何か気になるようなことがあれば、お気軽に当科外来を受信してください。
ANCA関連自然の典型的な病理像
関連リンク
腎・高血圧内科
「カプセル内視鏡 澁谷智義
渡辺純夫 永原章仁 澁谷智義
教授
渡辺 純夫
先任准教授
永原 章仁
准教授
澁谷 智義
 カプセル内視鏡は大き目のビタミン剤サイズのカプセル(26mm×11mm)を飲み込むだけで小腸疾患の診断ができる検査システムです。検査時間中は病院内にいる必要は無く、通常の生活を行うことができます。カプセル内視鏡は1秒間に2枚の写真をとりながら消化管の蠕動によって進み、約8〜14時間撮影します。カプセルは使い捨てで、便とともに排出されます(必ずしも回収する必要はありません)。検査の対象は胃カメラや大腸ファイバー検査を行っても原因の分からない小腸出血疑いの患者さんになります。
カプセル内視鏡  現在本邦で使用できるのは小腸用カプセル内視鏡で、小腸疾患の診断を目的としたものだけですが、海外では食道や大腸用のカプセル内視鏡も実用されており、早期の実用化が期待されています。

 原因不明の消化管出血や貧血でお困りの方は一度、消化器内科を受信なさってください。
関連リンク
消化器内科

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