《法人章は、明治時代から順天堂醫院の薬袋に使用されていたもので「仁」の文字を図案化したものである。》 順天堂大学医学部附属順天堂医院
Google WWWを検索 サイト内検索
  順天堂大学医学部附属順天堂医院
順天堂医院ニュースNO.39 目次 順天堂医院ニュース一覧へ

院長ご挨拶
・平成24年度を迎えて  院長 熏閨@芳成

診療科トピックス
・バセドウ病に対する放射性ヨード(131I)
 内用療法  糖尿病・内分泌内科

・低分子ヘパリンを用いた帝王切開術後抗凝固療法で血栓を予防しています  産科・婦人科
・アルツハイマー病の新規治療薬と治験について  メンタルクリニック
・顔面神経麻痺  耳鼻咽喉・頭頸科

診療支援部門ニュース
・栄養部ニュース 「嚥下訓練食への取り組み」
・臨床検査部ニュース 「生化学検査について」
・医療福祉相談室ニュース 「介護保険はどういう人が使えるの?」
・看護部ニュース 「静脈注射実施院内認定看護師」
・薬剤部ニュース 「痛くない血糖測定」
・感染対策室からのお知らせ

・順天堂医院の今昔
「関東大震災前後の順天堂の評判」


低分子ヘパリンを用いた帝王切開術後 抗凝固療法で血栓を予防しています 産科・婦人科 牧野 真太郎
鈴木健司 王 志明
教授
竹田 省
准教授
牧野 真太郎
 
低分子ヘパリンを用いた治療スケジュール
 妊婦さんは、分娩時の出血の備え、血液を固まらせる機能(凝固機能)が妊娠前に比べ非常に高くなります。そのため、帝王切開などの手術を受けられた場合には、術後の深部静脈血栓/肺塞栓症(VTE)の危険性が高くなり、一度発症すると死に至る場合もあり、その予防が最も重要となります。
 低分子ヘパリン(エノキサパリン)は、血液を固まりにくくすることにより、血栓の発症を予防する薬です。従来のものに比べ、その副作用(再出血など)の頻度の低さから、諸外国の診療ガイドラインでも推奨されていますが、我が国ではまだまだ導入している施設は少数です。当科では、全国に先駆け、2010年より帝王切開後の患者さんに使用し、発症を予防してまいりました。
 従来から行っていた術後早期離床や下肢のマッサージは継続して行い、さらに万全を期した管理をさせていただきます。
関連リンク
産科・婦人科
アルツハイマー病の新規治療薬と治験について メンタルクリニック 柴田 展人
新井平伊 柴田展人
教授
新井 平伊
准教授
柴田 展人
 アルツハイマー病は脳組織にアミロイド蛋白が異常に凝集、沈着し、神経細胞死を引き起こすことが主要な原因と考えられています。メンタルクリニックでは問診、診察、認知機能評価、頭部MRI検査、頭部SPECT検査、各種心理検査などを行い、包括的にアルツハイマー病の診断を行なっております。最近では認知機能のわずかな低下でも、患者さん、ご家族が心配されて早めに受診するケースが増えております。
 アルツハイマー病では早期診断・早期治療が重要です。これまで1種類であったアルツハイマー病治療薬は、2011年より4種類となりました。これからのアルツハイマー病治療は、効果などを判定しながら、薬剤を選択・併用することができるようになりました。
 また当科では、アミロイド蛋白に直接アプローチできるアミロイドワクチン療法(治験)を世界に先駆けて第I相試験から行ってきております(現在第III相試験中)。他にもアミロイド蛋白を減らすことができる治験を随時行っております。対象となる患者さんには積極的にご紹介し、参加いただくようにしております。
関連リンク
メンタルクリニック
2ページへ | 4ページへ
目次へ
順天堂医院ニュース一覧へ

Copyright © 2005 JUNTENDO All Rights Reserved.