《法人章は、明治時代から順天堂醫院の薬袋に使用されていたもので「仁」の文字を図案化したものである。》 順天堂大学医学部附属順天堂医院
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「はしか(麻しん)撲滅への取り組み」

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順天堂医院ニュース2012 NO.40 はしか(麻しん)撲滅への取り組み
 世界保健機構上の発表によれば、日本は麻しんの非清浄国ひせいじょうこくで未だ患者が発生しています。2007年に、厚生労働省は「麻しん排除宣言」を出し、「2012年までに麻しん(いわゆる“はしか”)を国内から排除する5か年計画を世界に公表しました。今年はその最終年にあたります。麻しんは、伝染力が非常に強く(1人から15人へうつします)、重い脳炎(亜急性硬化性全脳炎あきゅうせいこうかせいぜんのうえん)を合併症するため、死亡率が高く危険な伝染病です。江戸時代から「疱瘡(ほうそう)は見目定め、麻疹(はしか)は命定め」と言われるように、多くの小児の命を奪うので、大人・子供の区別なく流行しないように取り組まなければなりません。しかし、このような認識が一般国民に希薄なために、「一度かかれば一生大丈夫」といった“一か八かの大勝負”にでたり、ワクチンという予防手段が徹底されてきませんでした。さらに、麻しんワクチンは1回だけでは十分免疫がつかない人が数パーセント残りますので、2回の接種が必須となります。また我が国にはワクチンに対する心理的な拒否反応があるので、最近改訂されるまで予防接種法では、2回目の学童接種についても記載がありませんでした。
 順天堂は職員が麻しんを媒介することがないよう、職員への抗体検査と予防接種を長く取り組んできました。医学生や看護学生については実習開始前までにワクチン接種を完了しています。新任者には、入職までのワクチン接種を奨励していますし、現在就労中の職員についても母子医育支援セン夕ー、手術室、集中治療室、救急外来、小児系外来、産科婦人科外来などハイリスク部署から順次対応を開始しております。
はしか(麻しん)撲滅への取り組み イラスト 感染対策室 室長 堀 賢
感染管理認定看護師 小松普@直美
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