調査について

はじめに

順天堂医院では、平成6年より、過去5回、患者さん満足度調査を実施してきました。
今回は第6回目として平成20年3月に満足度調査を行いました。
この調査を行い、皆さまから多くのご意見をいただき、医療サービスの改善及び質の向上のために努力することで、より一層の期待に応えられる病院づくりを目指したいと考えています。
私たちの目標である「患者さんにとって最も安全な病院、最善の医療・サービスを提供する病院を目指す」を、名実共に実現するために役立てていきたいと考えています。

目的

順天堂医院の医療サービスの評価を行う。

方法

質問紙作成方法

前回調査及び他病院の調査を基に、質問用紙を独自に作成しました。質問項目の構成は『患者属性』、『職員』、『環境』、『待ち時間』、『全般』としました。属性以外の質問については、基本的に『満足』、『やや満足』、『普通』、『やや不満』、『不満』の5段階評価と経験していない等による『評価できない』の6つの選択肢を設定しました。
より具体的に質問内容をイメージしていただくために、表現方法を「医師の病気や治療についての説明はいかがでしたか」とするのではなく「医師の病気や治療についての説明は分かりやすく理解しやすかったですか」といたしました。

アンケート調査方法

  1. (1)調査対象
    外来・入院患者およびご家族など
  2. (2)調査期間
    平成20年3月4日(火)~6日(木) 
    3日間(外来診療日3日間)
  3. (3)調査方法
    アンケート調査
    職員がアンケートについて説明を行い、承諾いただいた皆さまへアンケート用紙を配付する。患者さんはアンケート用紙を記入し、回収箱へ入れる。
  4. (4)倫理的配慮
    調査実施の一週間前より、調査実施の説明と協力依頼のポスターの掲示を行いました。また薬剤パネルと待合パネルにも表示を行いました。ポスターには、「アンケート用紙には無記名で記入いただくこと」、「アンケートの結果はすべて統計的に処理すること」、「職員が内容を確認する事は一切ないこと」を記載しました。また、調査実施時には、患者さん一人ひとりに調査実施の説明を行いました。

集計数

外来 調査回収数 病棟 調査回収数
配付数 1,509枚 1,245枚
回収数 1,360枚(回収率90.1%) 556枚(回収率44.7%)

おわりに

サービス課を中心に、『皆さまの声』検討委員会の協力により、さらに調査実施においては各部門のお手伝いをいただき、平成19年度の患者さん満足度調査の実施を無事終える事ができました。多忙な日常業務の中での作業となり、やや時間をいただきましたが、本報告書をここに発行できほっとしております。

昭和47年に完成した2号館はもとより、平成5年に完成した1号館も時代の変遷とともに患者さんのニーズに応えられなくなっている部分が多々ある事が現実です.このような中で行った今回の調査ではハード面以外でも、待ち時間を中心に貴重な意見をいただきました。1日平均約3,900人(平成19年度)の外来患者さんと1,000人弱の入院患者さんにいかに良い医療を提供するか、各部署でさらに創意工夫を続けていかなければならないと考えています。

平成20年度には日本医療機能評価機構の『病院機能評価』認定更新の受審も予定しております。患者さんの立場に立った安全な医療が病院機能評価の大きな要素の一つになっています。
患者さんからいただいた声を大切にし、順天堂医院の基本方針である、

  1. 患者さん一人ひとりに、安全で根拠に基づく良質かつ高度な医療を提供する。
  2. 患者さんに満足していただけるサービスを提供する。
  3. 患者さんが安心して快適な療養生活ができる環境を提供する。

の達成に努力を続けていきたいと思います。

「皆さまの声」検討委員会
鈴木 勉