施設基準とは

2023年9月1日現在

施設基準とは、医療法で定める医療機関および医師等の基準の他に、健康保険法等の規定に基づき厚生労働大臣が定めた、保険診療の一部について、医療機関の機能や設備、診療体制、安全面やサービス面等を評価するための基準になります。当院では、以下の施設基準に適合しています。

(1)基本診療料の施設基準

特定機能病院入院基本料(7対1入院基本料)(一般・精神)

当該病棟における入院患者さんの平均在院日数が一般26日以内、精神40日以内であり、入院患者さん7人に対して1人以上の看護スタッフ(日勤・夜勤あわせて)がいます。また、医師、看護師等が共同で、患者さんの病名・症状・推定入院期間、その他入院に関し必要な事項が記載された入院診療計画書を作成し、説明しています。MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)等の感染を防止する十分な体制、褥瘡対策、医療安全管理体制を整備しています。

超急性期脳卒中加算

脳卒中の診療につき十分な経験を有する専任の常勤医師が配置され、当該治療を行うための必要な体制を整備しています。

急性期看護補助体制加算

他職種が連携し、より質の高い医療を提供するため看護補助者を配置して、 医師または看護師の負担を軽減する体制を整備しています。

看護職員夜間配置加算

年間200名以上の救急患者さんを受け入れており、夜間は、入院患者さん12人に対して1名以上の看護師を配置しています。

療養環境加算

病床の面積が1床あたり8平方メートル以上あります。

重症者等療養環境特別加算

個室または2人室において、常時監視を要する患者さんに、随時適切な看護、介助を行うための十分な看護師等が配置しており、必要な設備があります。

無菌室治療室管理加算1・2

白血病、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、重症複合型免疫不全症等の患者さんに対して、無菌治療室管理を行う必要な体制を整備しており、室内を無菌の状態に保つために十分な体制が整備されています。

緩和ケア診療加算

身体症状の緩和を担当する医師、精神症状の緩和を担当する医師、緩和ケアの経験のある看護師、薬剤師により、診療を行う十分な体制があります。

精神科身体合併症管理加算

精神疾患、身体疾患両方において、精神科医と内科または外科を担当する医師が協力し、治療を計画的に実施しています。

栄養サポートチーム加算

栄養管理に係る所定の研修を修了した専任の医師、看護師、薬剤師、管理栄養士からなるチームを配置し、栄養治療実施計画を作成しています。

医療安全対策加算1

医療安全推進部を設置し、組織的に医療安全対策を実施する体制を整備しています。また、医療安全対策に関わる適切な研修を受けた専従の医療安全管理者を配置しています。

感染対策向上加算1

専任の院内感染管理者を配置しており、感染対策室を設置し、専任の医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師等から構成されるチームによる組織的な感染防止対策を実施する体制が整備されています。また、抗菌薬適正使用支援チームにより、抗菌薬適正使用の支援に関わる業務を行っています。

患者サポート充実加算

相談支援窓口を設置し、患者さんからの相談に対して、相談内容に応じた適切な職種が対応できる体制を整備しています。

褥瘡ハイリスク患者ケア加算

褥瘡ケアに係る専門の研修を受けた専従の看護師を褥瘡管理者として配置しており、褥瘡の早期発見および重症化予防のための総合的な褥瘡管理対策を行う体制を整備しています。

ハイリスク妊娠管理加算
ハイリスク分娩管理加算

合併症のある妊産婦の患者さん管理のための産科・婦人科に従事する常勤の医師、助産師を配置しています。また、緊急の分娩に対応できる十分な体制および設備を整備しています。

入退院支援加算
入院時支援加算

入院前支援及び退院調整に係る業務に関して十分な経験を有する、専従および専任の看護師ならびに社会福祉士を配置しています。転院又は退院体制等について、連携機関と協議し、地域連携に係る十分な体制を整備しています。

呼吸ケアチーム加算

人工呼吸器離脱のための診療を行う十分な体制を整備しており、専任の医師、看護師および臨床工学技士、理学療法士からなるチームを配置しています。また、チームによる診療計画書を作成しています。

特定集中治療管理料3
(早期離床・リハビリテーション加算)
(早期栄養介入管理加算)
新生児特定集中治療室管理料1

専任の医師が常時、特定集中治療室内・新生児特定集中治療室内に勤務しており、管理に必要な装置および器具を備えています。また、自家発電装置を有しており、必要な検査が、常時実施できます。

新生児治療回復室入院医療管理料

専任の小児科医を配置しており、診療を行うための十分な体制および構造設備を有しています。

小児入院医療管理料1

常勤の小児科医が20名以上配置されており、入院を要する小児救急医療を行う十分な体制を整備しています。

歯科外来診療環境体制加算1

医療安全対策に係る研修を受けた歯科医師を配置しています。また、緊急時に対応できる十分な体制を整備しています。

診療録管理体制加算1

診療記録管理を行うにつき十分な体制が整備されており、適切な施設及び設備を有しています。

医師事務作業補助体制加算2

医師事務作業を補助する十分な体制が整えられており、医師事務作業補助業務の8割以上が病棟又は外来で行われています。

病棟薬剤業務実施加算1・2

治療室ごとに専任の薬剤師が配置されており、医薬品情報管理室が情報を一元管理し、評価するとともに必要に応じカンファレンスを行って、必要な情報を関係医療従事者に周知しています。

精神疾患診療体制加算

当院は内科・外科を標榜している第2次救急体制となっています。また、精神病床は、病院全体の許可病床数の50%未満となっています。

ハイケアユニット入院医療管理料1

医療管理を行うために必要な医師が常時配置されており、管理を行うための十分な専用施設を有しています。

データ提出加算

厚生労働省が実施する「DPC導入の影響評価に関わる調査」に準拠したデータを正確に作成し、継続して提出しています。

救急医療管理加算

第二救急医療施設として必要な診療機能及び専用病床を確保しており、当直体制のほかに重症救急患者の受入れに対応できる医師等を始めとした医療従事者を確保しています。

精神科リエゾンチーム加算

精神診療に係る専門知識を有した多職種からなるチームが設置されています。

せん妄ハイリスク患者ケア加算

入院中の患者さんに対し、せん妄リスク確認及びせん妄対策を行うにつき必要な体制が整備されています。

摂食障害入院医療管理加算

摂食障害の専門的治療の経験を有する常勤の医師、管理栄養士、及び公認心理士が1名以上配置されています。精神療法を行うために必要な面談室を設けています。

情報通信機器を用いた診療

情報通信機器を行うにつき十分な体制が整備されており、厚生労働省のオンライン指針に沿った診療体制を有しています。

重症患者初期支援充実加算

入院時重症患者対応メディエイターを配置しており、当該患者の診療を担う医師及び看護師等の他職種と共に支援を行っています。

地域医療体制確保加算

救急搬送、周産期医療又は小児救急医療に係る相当の実績を有しており、病院勤務医の負担軽減及び処遇の改善に資する体制が整備されています。

放射線治療室管理加算 (治療用放射性同位元素による治療の場合)

当該病室の壁画等に必要な遮蔽物及び放射線測定器等必要な機材、洗浄設備等を配置しています。

術後疼痛管理チーム加算

麻酔科を標榜しており、手術後の患者さんの疼痛管理を行う体制が整備されています。

その他の適合施設基準

  • 歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準
  • 看護職員処遇改善評価料62

(2)特掲診療料の施設基準

骨髄微小残存病変量測定

内科又は小児科の5年以上の経験を有する常勤医師、血液内科の経験を5年以上有する常勤医師を3名以上配置し、関係学会により施設認定がされています。

胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(内視鏡手術支援機器を用いる場合)
縦郭鏡下食道悪性腫瘍手術(内視鏡手術支援機器を用いる場合)

外科又は消化器外科について専門の知識及び5年以上の経験を有する常勤医師が2名以上、その内1名以上が10年以上の経験を有する医師を配置しています。関連学会と連携の上、手術適応等の方針の決定及び術後管理等を行っています

糖尿病合併症管理料

糖尿病足病変の指導を担当する専任の医師、看護師を配置しています。

がん性疼痛緩和指導管理料

がん性疼痛の治療法に基づき、計画的な治療管理および療養上の指導を行います。

がん患者指導料イ・ロ・ハ・ニ

悪性腫瘍の診断をされた患者さんに対して、がん診療の経験を有する医師および看護師が同席し、十分な説明を行う体制を整備しています。また、医師の指導の下薬剤師が投薬や注射の必要性について文書にて説明しています。

外来緩和ケア管理料

身体症状の緩和を担当する医師、精神症状の緩和を担当する医師、緩和ケアの経験のある看護師、薬剤師等により、外来にて診療を行う十分な体制があります。

移植後患者指導管理料(臓器移植後・造血幹細胞移植後)

臓器移植に従事した経験を2年以上有し、肝臓移植領域10例以上、造血幹細胞移植を10例以上の経験症例数を持つ専任の常勤医師を配置しています。

糖尿病透析予防指導管理料

糖尿病指導の経験を有する専任の医師、看護師、管理栄養士からなるチームを配置しています。また定期的に糖尿病教室を実施し、患者さんへ説明を行っています。

院内トリアージ実施料

院内トリアージ基準に基づき、専任の医師、または専任の看護師により患者さんの状態を評価し、診療の優先度を決定しています。

ニコチン依存症管理料

ニコチン依存症の患者さんに対し、禁煙治療の経験をもつ医師と、専任の看護師がおり、治療を行っています。

がん治療連携計画策定料

がん診療連携拠点病院として、退院後の治療をあらかじめ連携医療機関と共有・作成された治療計画に基づき、患者さんの治療を行っていく体制を整備しています。

肝炎インターフェロン治療計画料

肝疾患に関する専門の医療機関であり、肝炎インターフェロン治療の十分な経験を有する専任の医師を配置しています。

薬剤管理指導料

薬剤管理指導を行う体制があり、必要な医薬品情報の収集・伝達を行うための専用の施設(医薬品情報管理室)があります。また、入院患者さんごとに、薬剤管理記録を作成し、投薬・注射に際して必要な薬学的管理を行い、記録に基づき適切な指導を行っています。

医療機器安全管理料1(医科・歯科)

常勤の臨床工学技士を配置しており、医療機器の安全使用のための責任者を配置しています。また、医療機器の適切な保守点検、医療従事者に対する医療機器の安全使用のための研修を行っています。

医療機器安全管理料2

高エネルギー放射線治療装置とガンマナイフ装置を備えています。また、放射線治療の経験を5年以上有する常勤の専任医師と、放射線治療に係る医療機器の安全管理、保守点検および安全使用のための精度管理を担当する技術者を配置しています。

持続血糖測定器加算

糖尿病の治療に関して、5年以上経験を有する常勤医師を2名以上配置しています。

同種死体腎移植術

腎移植実施施設として、(社)日本臓器移植ネットワークに登録されています。

検体検査管理加算(I)(Ⅳ)

検査を担当する常勤医師を配置しており、検査のための十分な体制が整えられ、必要な器具および設備があります。

HPV核酸検出及びHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)

産婦人科の経験を5年以上有する医師を配置しており、検査を行うための十分な体制を整備しています。

遺伝カウンセリング加算

遺伝カウンセリングを要する診療に係る経験を3年以上有する常勤医師を1名以上配置しています。

心臓カテーテル法による諸検査の血管内視鏡検査加算

循環器内科および心臓血管外科の経験を5年以上有する常勤医師を配置しており、検査を行うための十分な専用施設があります。

時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト

当該検査の経験を5年以上有する循環器内科または呼吸器内科常勤医師を配置しており、検査を行うための十分な体制を整備しています。

胎児心エコー法

循環器内科、小児科または産婦人科の経験を5年以上有する医師を配置しており、検査を行うための十分な体制を整備しています。

ヘッドアップティルト試験

当該検査の経験を5年以上有する神経内科または循環器内科常勤医師を配置しており、急変時の緊急体制および検査を行うための体制を整備しています。

人工膵臓検査・人工膵臓療法

糖尿病の治療に関して、5年以上の経験を有する常勤の専門医と15年以上の経験を有する指導医を配置しています。

皮下連続式グルコース測定

糖尿病治療に関する5年以上の経験を有する常勤医師を2名以上配置しており、検査を行うための十分な体制を整備しています。

長期継続頭蓋内脳波検査

脳神経外科の常勤医師を配置しており、難治性てんかん患者さんに対する脳波検査を行うための十分な施設があります。

神経学的検査

神経学的検査に関する所定の研修を修了した神経内科を担当する常勤の医師を配置しています。

補聴器適合検査

厚生労働省主催の補聴器適合判定医師研修会を修了した耳鼻咽喉科を担当する常勤に医師を配置しており、検査を行うための十分な装置・器具を整備しています。

ロービジョン検査判断料

厚生労働省主催視覚障害者用補装具適合判定医師研修会を修了した眼科を担当する常勤医師が検査を行い、その結果に応じた指導管理を行っています。

小児食物アレルギー負荷検査

小児食物アレルギーの診断、治療の経験を10年以上有する小児科常勤医師を配置しており、検査を行うための十分な体制を整備しています。

内服・点滴誘発試験

薬疹の診断、治療の経験を10年以上有する皮膚科常勤医師を配置しており、急変時の緊急体制および検査を行うための体制を整備しています。

画像診断管理加算1・3
CT撮影及びMRI撮影、冠動脈CT撮影加算、心臓MRI撮影加算、乳房MRI加算、頭部MRI撮影加算

画像診断を担当した経験を10年以上有する常勤医師を配置しており、画像診断管理を行うための十分な機器および施設を整備しています。

抗悪性腫瘍剤処方管理加算

抗悪性腫瘍剤の必要性、副作用、用法・用量、その他の留意事項について文書で説明する体制を整備しています。

外来化学療法加算1

化学療法の経験を5年以上有する常勤の看護師、薬剤師を配置しており、外来化学療法を行うための機器および十分な専用施設があります。

無菌製剤処理加算

常勤の薬剤師を配置しており、無菌製剤処理を行うための十分な施設、必要な体制を整備しています。

心大血管疾患リハビリテーション料(I)
脳血管疾患等リハビリテーション料(I)
運動器リハビリテーション料(I)
呼吸器リハビリテーション料(I)
廃用症候群リハビリテーション料(I)
がん患者リハビリテーション料

心大血管疾患、脳血管疾患・神経疾患・神経筋疾患等、四肢麻痺や急性・慢性運動器疾患等、運動機能・日常生活能力が低下、呼吸器疾患、がん患者等に対し、専任の常勤医師および専従の理学療法士、作業療法士または言語聴覚士を配置しています。また、医師の指示のもと、種々の運動療法や訓練を行うための、必要な器具・器械を備えており、専用の機能訓練室があります。

歯科口腔リハビリテーション料2

歯科に係る5年以上の経験および当該療養に係る3年以上の経験を有する歯科医師1名以上配置しています。

抗精神病特定薬剤治療指導管理料
(治療抵抗性総合失調症治療指導管理料に限る。)

統合失調症の治療、診断を行うにつき十分な経験を有する精神科医と薬剤師をそれぞれ1名以上配置しており、副作用に対応できる体制を整備しています。

医療保護入院等診療料

常勤の精神保健指定医を配置しており、医師・看護師・精神保健福祉士等で構成された行動制限を必要最小限のものとするための委員会を設置しています。

人工腎臓
透析液水質確保加算

学会関連から示されている基準に基づき、水質管理が適切に実施されており、透析機器安全管理委員会を設置し、臨床工学技士を責任者として配置しています。

CAD/CAM冠

歯科補綴治療に係る専門の知識および3年以上の経験を有する歯科医師を1名以上配置しています。

組織拡張器による再建手術(乳房(再建手術)の場合に限る)

関係学会の指針に基づいた所定の研修を修了した形成外科または乳腺科の経験を5年以上有する常勤医師を1名以上配置しています。

腫瘍脊椎骨全摘術

脊椎手術を術者として300例以上実施した経験を有する常勤の整形外科の医師を1名以上配置しています。

脳腫瘍覚醒下マッピング加算

脳神経外科の経験を5年以上有する常勤医師を2名以上配置しています。

脳刺激装置植込術及び脳刺激装置交換術
脊髄刺激装置植込み術及び脊髄装置交換術
頭蓋骨形成手術(骨移動に伴うものに限る。)

脳神経外科・形成外科・ペインクリニックの常勤医師を配置しており、検査・手術に必要な設備および体制を整備しています。

治療的角膜切除術(エキシマレーザーによるもの)
(角膜ジストロフィー又は帯状角膜変性に係るものに限る)

眼科の経験を5年以上有する常勤医師を3名以上と麻酔科医を配置しています。

緑内障手術
(緑内障治療用インプラント挿入術(プレートのあるもの))
(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)
(流出路再建術(眼内法)及び水晶体再建併用眼内ドレーン挿入術)
(濾過胞再建術(needle法))

眼科の経験を5年以上有する常勤医師を1名以上配置し、濾過手術または緑内障インプラント手術を合わせて50例以上行っています。

網膜付着組織を含む硝子体切除術
(眼内内視鏡によるもの)

眼科に係る診療の経験を10年以上有する常勤医師を1名以上配置し、当該手術を年間30例以上行っています。

網膜再建術

眼科の常勤医師を2名以上配置しており、このうち1名以上が当該手術に習熟した医師の指導の下に3例以上実施した経験を有しています。

羊膜移植術

眼科の経験を5年以上有し、当該療養について、主治医として6例以上の経験を有する常勤の医師が配置されています。関連学会から示されている基準を遵守しています。

植込型骨導補聴器(直接振動型)植込術
人工内耳植込術、植込型骨補聴器移植術及び
植込型骨導補聴器交換術、人工中耳植込術

耳鼻咽喉科の常勤医師が3名以上、言語聴覚療法に専従する職員を2名以上配置しており、内耳または中耳の手術を年間30例以上行っています。

内視鏡下鼻・副鼻腔手術V型(拡大副鼻腔手術)及び経鼻内視鏡下副鼻腔悪性腫瘍手術
(頭蓋底郭清、再建を伴うもの)

耳鼻咽喉科の経験を5年以上有する常勤の医師を配置し、このうち1名以上は内視鏡下鼻・副鼻腔手術V型(拡大副鼻腔手術)を5例以上行っています。

乳がんセンチネルリンパ節加算1・2及びセンチネルリンパ節生検(併用・単独)

乳腺科または外科の経験を5年以上有している医師および放射線科医師、麻酔科医、病理医を配置しています。

腹腔鏡下肝切除術
(内視鏡手術用支援機器を用いる場合含む)

消化器外科の経験を有する常勤医師および病理医を配置しており、当該手術を年間10例以上実施しています。

生体部分肝移植術

先天性胆道閉鎖症、進行性肝内胆汁うっ滞症等の患者さんに対し、手術を行うため、臓器移植の経験のある医師を配置しています。また、肝切除術を年間20例以上、先天性胆道閉鎖症手術を年間10例以上行っています。

腹腔鏡下膵頭部腫瘍切除術
(内視鏡手術用支援器を用いる場合含む)

腹腔鏡下膵頭部腫瘍切除術又は腹腔鏡下膵体尾部切除術として20例以上実施した経験を有する常勤の医師を配置しており、腹腔鏡手術を年間100例以上、腹腔鏡下上部手術を年間20例以上実施しています。

腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術
(内視鏡手術用支援機器を用いる場合含む)

消化器外科の経験を5年以上有する常勤医師および麻酔科、病理医を配置しており、膵臓手術を年間5例以上行っています。

早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術

消化管内視鏡手術について5年以上の経験を有する常勤医師を配置しており、当該手術を年間20例以上行っています。

腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術(内視鏡手術支援器を用いる場合を含む)

腹腔鏡を用いる手術の経験を5年以上有する常勤医師を配置しており、当該手術を年間10例以上行っています。

腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がん・子宮頸がん)
(子宮体がんに対して内視鏡下手術用支援機器を用いる場合を含む)

産婦人科の経験を5年以上有し、開腹子宮悪性腫瘍手術、腹腔鏡下膣式子宮全摘術について20例以上実施、当該手術について5例以上行った常勤医師を1名以上配置しています。 関係学会から示されている指針に基づき、当該手術が適切に実施されています。

腹腔鏡下腟式子宮全摘術(内視鏡手術用支援器を用いる場合を含む)

当該治療を術者として5例以上実施した経験を有する医師及び産婦人科又は婦人科について専門の知識及び5年以上の経験を有する医師を配置しています。関連学会と連携の上、手術適応等の治療方針の決定及び術後管理等を行っています。

胎児胸腔・羊水シャント術

産婦人科、小児科、麻酔科の医師を2名以上配置しており、5例以上の胎児胸水症例を経験した常勤医師がいます。

輸血管理料I

輸血業務全般に関する責任者として専任の常勤医師を配置しており、輸血部門に専従の臨床検査技師を1名以上配置しています。 輸血委員会が設置されており、血液製剤の使用実態の報告がなされる等輸血実施に当たっての適正化の取り組みがされています。

自己生体組織接着剤作成術

輸血業務全般に関する責任を有する常勤医師および専任の常勤臨床検査技師を1名以上配置しています。

人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算

人工肛門・人工膀胱造設に関する十分な経験を有する常勤医師および5年以上の急性期患者の看護に従事した経験を有し、適切な研修を修了した常勤看護師を配置しています。

麻酔管理料(I)(II)

麻酔に従事する常勤医師を配置し、手術のための硬膜外麻酔または脊椎麻酔、マスクまたは気管内挿管による閉鎖循環器的全身麻酔を行っています。

病理診断管理加算2

病理部門の常勤医師を2名以上配置しており、病理標本作製および病理診断の精度管理を行うにつき十分な設備、体制や必要な機器を備えています。

外来放射線照射診療料、放射線治療専任加算、外来放射線治療加算、高エネルギー放射線治療、1回線量増加加算、強度変調放射線治療 (IMRT)、画像誘導放射線治療加算(IGRT)、画像誘導密封小線源療法加算、定位放射線治療、定位放射線治療呼吸性移動対策加算、体外照射呼吸性移動対策加算

放射線治療を担当する常勤の医師を配置しており、治療のための十分な機器および設備を備えています。

経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)、経皮的冠動脈ステント留置術、経皮的中隔心筋焼灼術、ペースメーカー移植術・交換術、ペースメーカー移植術・交換術(リードレスペースメーカー)、補助人工心臓、植込型心電図記録計移殖術及び植込型心電図記録計摘出術、両心室ペースメーカー移植術・交換術(心筋電極の場合・経静脈電極の場合)、植込型除細動器移植術・交換術(心筋リードを用いるもの)、植込型除細動器移植術(経静脈リードを用いるもの又は皮下植込型リードを用いるもの)、植込型除細動器交換術(その他のもの)及び経静脈電極抜去術、両室ページング機能付き植込型除細動器移殖術及び両室ページング機能付き植込型除細動器交換術(心筋電極の場合・経静脈電極の場合)、大動脈バルーンパンピング法(IABP法)

循環器内科・心臓血管外科の常勤医師を配置し、心筋梗塞、狭心症等の患者さんに治療を行うための必要な設備、器械、器具が備えてあります。

生体腎移植術

生体腎移植の経験を有している医師を配置しており、腎尿路系手術を年間10例以上行っています。

骨移植術(軟骨移植術を含む)
(同種骨移植(非生体)(同種骨移植(特殊なものに限る))
(自家培養軟骨移植に限る)

整形外科の経験を5年以上有し、膝関節手術術者の十分な経験を有する常勤医師を配置しています。また、CT撮影及びMRI撮影の十分な設備・体制が整っています。

遺伝学的検査

対象となる疾患について検査を行う十分な体制が整備されています。

国際標準検査管理加算

国際標準化機構が定めた臨床検査に基づく技術能力認定を受けています。(SO15189)

肺悪性手術(壁側・臓側胸膜全切除(横隔膜、心膜合併切除を伴うもの)に限る)

呼吸器外科の経験を15年以上、呼吸器内科・放射線科の経験を5年以上有している医師がそれぞれ配置されています。また、悪性胸膜中皮腫に係る手術に熟練した医師の指導の下術者として5年以上の経験のある常勤医師を配置しています。

胆管悪性腫瘍手術(膵頭十二指腸切除術及び肝切除(葉以上)を伴うものに限る。)

消化器外科について5年以上の経験を有する常勤の医師を2名以上配置しており、膵頭十二指腸切除術又は肝切除を年間20症例以上実施しています。

腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)及び腹腔鏡下尿管悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)

泌尿器科について5年以上の経験を有し、当該療養の経験を10症例以上有する常勤の医師を配置しています。

脳波検査判断料1

てんかんに係わる診療を行うにつき十分な体制が整備されており、脳波診断に係る経験のある医師、臨床検査技師が配置されています。

腎腫瘍凝固・焼灼術(冷凍凝固によるもの)

当該療養を担当する医師が待機しており、腎腫瘍の治療に関し、専門の知識を持ち、5年以上の経験を有する常勤の泌尿科医を配置しています。

乳腺悪性腫瘍手術
乳腺悪性腫瘍手術(乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴わないもの)及び乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴うもの))

乳腺外科の経験を5年以上有している医師を配置しており、乳腺悪性腫瘍手術を年間20例以上実施しております。また、病理医による迅速病理検査の体制が整っています。

硬膜外自家血注入

救急手術体制、当直体制が整備されており、当該治療の5年以上の経験を有する脳神経外科、整形外科、神経内科、麻酔科の医師が配置されています。

ポジトロン断層・ コンピューター断層複合撮影

画像診断を担当する常勤の医師が配置されており、撮影を行うにつき、十分な機器・設備を有し、体制が整っています。また、PET製剤の扱いに関し、専門の知識・経験を有する放射線技師が所属しています。

乳腺炎重症化予防ケア・指導料

乳腺炎の重症化、再発防止の指導、乳房に係る疾患の診療の経験を有する医師と助産に関する専門の知識・技術を有する専任の助産師を配置しています。

救急搬送看護体制加算

救急患者さん受け入れへの対応に係る専任の看護師が配置されており、救急用の自動車による搬送件数は年間で200件以上あります。

ハイリスク妊産婦連携指導料1
ハイリスク妊産婦連携指導料2

精神疾患を有する又は出産後2ヶ月以内の患者さんについて、市町村又は都道府県と連携しており、患者さんの同意を得た上で、支援を要する妊産婦さんの情報が速やかに市町村又は都道府県に報告されるよう連携体制の整備に努めています。

在宅血液透析指導管理料

専用の透析室及び人工腎臓装置を備えており、患者さんが血液透析を行う時間においては、緊急時に患者さんからの連絡を受けられる体制を整備しています。

遠隔モニタリング加算
(在宅酸素療法指導管理料・在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料)

厚生労働省の定める情報通信機器を用いた診療に係る指針に沿って診療を行う体制を有しており、緊急時には30分以内に対面による診察が可能な体制を有しています。

在宅腫瘍治療電場療法指導管理料

脳神経外科の経験を5年以上有する医師、関係学会の指針に基づいた研修を修了した医師を配置し、膠芽腫治療を5年間に5例以上実施しています。

抗HLA抗体(スクリーニング検査)及び抗HLA抗体(抗体特異性同定検査)

移植後患者指導管理料に関する施設基準の届け出を行っており、関係学会の作成する指針を遵守し、検査を実施しています。

小児鎮静下MRI撮影加算

小児救急医療を行うにつき十分な体制が整備されており、小児MRI撮影及び画像診断及び小児の麻酔・鎮静について十分な知識と経験を有する常勤の医師を配置しています。

腎代替療法実績加算(慢性維持透析外来患者医学管理料)
導入期加算3

関連学会の作成した資料等に基づき、患者さんの適応に応じて、腎代替療法について、十分な説明を行っています。また、腎移植について、患者さんの希望に応じて相談に応じております。

透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算

月1回以上の水質検査を実施し、関連学会から示されている基準を満たした血液濾過用置換液を作製し、使用しています。

下肢末梢動脈疾患指導管理加算

慢性維持透析を実施している患者さんのリスク評価を行っており、専門診療科と連携して治療を行っています。

乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術(MRIによるもの)

1.5ステラ以上のMRI装置を有しており、関係学会より乳がんの専門的な診療が可能として施設認定されています。

胸腔鏡下弁形成術
胸腔鏡下弁置換術
胸腔鏡下弁形成術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)

体外循環を使用する手術を年間50例以上実施しており、心臓弁膜症手術を術者として200例以上実施した経験を有する常勤の医師を配置しています。関連学会と連携して手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理を行っています。

経皮的僧帽弁クリップ術

経皮的冠動脈形成術および経食道心エコー検査をそれぞれ年間100例以上実施しており、5年以上の循環器科の経験を有する医師、心臓血管外科の経験を有する医師と5年以上の心血管インターベンション治療の経験を有する医師を配置しています。また、経皮的僧帽弁クリップ術を行うにあたり、関係学会から施設認定を受けています。

腹腔鏡下膵腫瘍摘出術

腹腔鏡を用いる手術について、十分な経験を有する医師が配置されており、関連学会等のガイドラインに沿って、手術適応等の治療方針について検討を行っています。

胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)
胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)

5年以上の呼吸器外科及び専門知識を有する常勤の医師を配置しており、縦隔腫瘍に係る手術を年間10例以上実施しています。

胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術
(肺葉切除又は1肺葉を越えるもので内視鏡手術用支援器を用いる場合)
(区域切除で内視鏡支援機器を用いる場合)

胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術術者として10例以上の経験のある常勤医師を配置しており、肺悪性腫瘍に係る手術を年間50例以上、胸腔鏡下手術を年間20例以上実施しています。

腹腔鏡下胃切除術 (単純切除術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合))及び腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術 (内視鏡手術用支援機器を用いるもの))
腹腔鏡下胃全摘術 (単純切除術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合))及び腹腔鏡下胃全摘術(悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの))
腹腔鏡下噴門側胃切除術(単純切除術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合))及び腹腔鏡下噴門側胃切除術 (悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの))  

外科または消化器外科について専門知識および5年以上の経験を有する常勤医師が2名以上配置されており、うち1名以上は10年以上の経験を有しています。

内視鏡による食道縫合術(穿孔、損傷)、胃瘻閉鎖術、小腸瘻閉鎖術、直腸瘻閉鎖術、腎(腎盂)腸瘻閉鎖術、尿管腸瘻閉鎖術、膀胱腸瘻閉鎖術、膣腸瘻閉鎖術

消化器外科の医師を配置しており、緊急手術の体制が整備されています。関係学会に認定されている施設です。

バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術

当該手術を術者として5例以上経験のある医師、消化器内科の経験を5年以上有している常勤の医師を配置しており、消化管内視鏡検査について5年以上経験があります。

腹腔鏡下胆道閉鎖症手術

当該療養を5年以上実施した経験のある常勤医師を配置しており、胆道閉鎖症手術、先天性胆道閉鎖症手術又は、腹腔鏡下胆道閉鎖症手術を年間2例以上実施しています。

腹腔鏡下直腸切除・切断術
(切除術、低位前方切除術及び切断術に限る。)
(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)

外科または消化器外科について専門知識および5年以上の経験を有する常勤医師が2名以上配置されており、うち1名以上は10年以上の経験を有しています。

体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
体外衝撃波膵石破砕術
体外衝撃波胆石破砕術

専用の室を備えており、患者さんの緊急事態に対応するための緊急手術が可能な手術室を有しています。担当する医師が常時待機しており、腎・尿管結石の治療及び膵石の治療、胆石症の治療に関し、専門の知識及び5年以上の経験を有する常勤医師が配置されています。

腹腔鏡下仙骨膣固定術

産婦人科又は泌尿器科について5年以上の経験を有し、当該療養を術者として5例以上の経験を有する常勤の医師を配置しており、緊急手術体制が整備されています。

仙骨神経刺激装置植込術
仙骨神経刺激装置交換術(便失禁)

大腸肛門疾患の診療の経験を5年以上有する常勤の医師を配置しています。緊急事態に対応する体制が整備されており、関係学会の指針に基づき、適切な手術を実施しています。

悪性腫瘍病理組織標本加算

専ら病理診断を担当した経験が7年以上の医師が配置されており、病理標本作製及び病理診断の精度管理を行うにつき十分な体制が整備されています。

レーザー機器加算

レーザー治療に係る専門の知識及び3年以上の経験のある医師又は歯科医師を配置しており、口腔内の軟組織の切開、止血、凝固及び蒸散を行うことが可能なレーザー機器を備えています。

婦人科特定疾患治療管理料

婦人科疾患の診療を行うにつき、十分な経験を有する医師を配置しています。

精神科退院時共同指導料1及び2

多職種チームが他医療機関の多職種チームとともに退院後の療養上必要な説明及び指導を共同で行い、支援計画書を作成し、文書にて情報を提供しています。

BRCA 1/2 遺伝子検査

化学療法の経験を5年以上有する常勤の医師又は、産婦人科及び婦人科腫瘍の専門的な研修の経験を合わせて6年以上有する常勤医師、乳腺外科の専門的な経験を5年以上有する常勤医師を配置しています。

がんゲノムプロファイリング検査

当院は、がんゲノム医療連携病院であり、次世代シーケンシングを用いた検査に係る適切な第三者認定を受けています。シークエンスデータ、解析データ等を提供出来る体制が整備されています。

遺伝性腫瘍カウンセリング加算

当院は、がんゲノム医療連携病院であり、当該カウンセリングを行うにつき、十分な体制が整備されています。

先天性代謝異常症検査

臨床症状・検査所見・家族歴等から先天性代謝異常症等が強く疑われた場合に、疾患の診断又は経過観察を行います。

経気管支凍結生検法

専ら呼吸器内科又は呼吸器外科に従事し、呼吸器系疾患の診療の経験を5年以上有する常勤の医師及び診療放射線技師を配置しています。急変時等の緊急事態に対応するための体制その他当該検査を行うための体制が整備されています。

全視野精密網膜電図

眼科の経験を5年以上有する常勤の医師を配置しており、国際臨床視覚電気生理学会の推奨する刺激条件で、全視野刺激により網膜の杆体系と錐体系の網膜電図をそれぞれ分離して記録する装置を有しています。

処理骨再建加算
(四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術、骨悪性腫瘍手術)

整形外科について5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しており、処理骨を作製するにつき、必要な設備や機器等を備えています。

椎間板内酵素注入療法

整形外科又は脳神経外科について10年以上の経験を有する常勤の医師を配置しており、椎間板内酸素療法を行うにあたり、関係学会より認定を受けています。

角膜移植術(内皮移植加算)

眼科の経験を5年以上有する常勤の医師を配置しており、角膜移植術を年間5例以上実施しています。

鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(軟口蓋悪性腫瘍手術を含む)(内視鏡手術用支援機器を用いる場合含む)
鏡視下喉頭悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合含む)

耳鼻咽喉科又は頭頸部外科について10年以上有する常勤の医師を配置しており、緊急手術の体制が整備されています。

乳房切除術
(遺伝性乳癌卵巣癌症候群に対して行うものに限る)

乳腺外科の専門的な研修の経験を5年以上有する常勤の医師及び臨床遺伝学の診療に係る経験を3年以上有する常勤の医師を配置しており、遺伝性乳癌卵巣癌症候群に関する研修を修了しています。

胸腔鏡視下拡大胸腺摘出術
(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)

胸腺関連疾患に係る手術を年間5例以上施行しており、5年以上の呼吸器外科の経験及び専門知識を有する常勤の医師を配置しています。

経皮的下肢動脈形成術

日本血管外科学会が認定する常勤医師を配置しており、緊急手術が可能な体制を有しています。関係学会に認定された施設です。

腹腔鏡下十二指腸局所切除術
(内視鏡処置を併施するもの)

腹腔鏡下手術を年間50例以上実施しており、外科又は消化器外科について専門の知識及び5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しています。

腹腔鏡下腎盂形成手術
(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)

泌尿器科について5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しており、緊急手術の体制が整備されています。

子宮附属器腫瘍摘出術
(遺伝性乳癌卵巣癌症候群に対して行うものに限る)

産科婦人科及び婦人科腫瘍の専門的な研修の経験を5年以上有する常勤の医師及び臨床遺伝学の診療に係る経験を3年以上有する常勤の医師を配置しており、遺伝性乳癌卵巣癌症候群に関する研修を修了しています。

腹腔鏡下リンパ節群郭清術(後腹膜)

当該手術を習熟した医師の指導の下、当該手術、腹腔鏡下リンパ郭清術(骨盤)又は腹腔鏡下後腹膜腫瘍摘出術を術者として合わせて10例以上実施した経験を有する泌尿器科の常勤医師を配置しています。

腹腔鏡下リンパ節群郭清術(傍大動脈)

腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術及び病理診断管理加算2に係る届出を行っている施設です。

同種クリオプレシピテート作製術

輸血全般に関する責任を有する常勤医師及び専任の常勤臨床検査技師が配置されています。当該技術の適応の判断及び実施にあたって、関連学会から示されているガイドラインを遵守しています。

血流予備量比コンピューター断層撮影

64列以上のマルチスライス型のCT装置を有しており、5年以上の循環器内科の経験を有する常勤の医師及び5年以上の心血管インターベンション治療の経験を有する常勤の医師を配置しています。

腎代替療法指導管理料

腎臓内科を担当する常勤の医師及び腎臓病に関する指導について十分な経験を有する看護師が配置されています。

角膜ジストロフィー遺伝子検査

眼科の経験を5年以上有する常勤の医師を配置しており、当該検査を行うにつき、十分な体制を整備し、医療機器について、適切に保守管理をしています。

終夜睡眠ポリグラフィー(安全精度下で行うもの)

睡眠障害又は睡眠呼吸障害に係る経験を5年以上有し、日本睡眠学会が主催する研修を受講した常勤の医師を配置しており、睡眠検査に関する安全管理マニュアルを策定し、遵守しています。

リンパ浮腫複合的治療料

リンパ浮腫の複合的治療について研修を修了した専任の医師・看護師・理学療法士または作業療法士が1名以上勤務しており、蜂窩織炎等のリンパ浮腫に係る合併症に対する診療を適切に実施出来ます。

静脈圧迫処置(慢性静脈不全に対するもの)

血管外科、心臓血管外科、皮膚科、形成外科又は循環器内科を専ら担当する専任の常勤医師1名以上及び専任の看護師1名以上が勤務しており、静脈疾患に係る3年以上の経験を有し、所定の研修を修了した専任の常勤医師を配置しています。

ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)

形成外科または乳腺外科の専門的な研修を5年以上有している医師もしくはその指導下で研修を行う医師が1名以上配置されており、関係学会から示されている指針に基づき、乳房再建術が適切に実施されています。

骨格筋由来細胞シート心表面移植術

所定の研修を修了した循環器内科、心臓血管外科の経験を有する常勤の医師をそれぞれ1名以上配置しており、定期的に、心臓移植を含む重症心不全患者さんの治療方針を決定するカンファレンスを開催しています。

腹腔鏡下胃縮小術(スリープ状切除によるもの)

外科または消化器外科について5年以上の経験を有し、当該手術に習熟した医師の指導の下に当該手術を術者として5例以上を実施した経験を有する常勤の医師を1名以上配置しており、腹腔鏡を使用した胃の手術を1年間に合わせて20例以上実施しています。

腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)

泌尿器科において5年以上の経験を有する常勤の医師を2名以上配置しており、うち1名以上は10年以上の経験を有しています。前立腺悪性腫瘍手術または腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術を1年間に合わせて10例以上実施しています。

在宅経肛門的自己洗腸指導管理料

脊髄障害を原因とする排便障害を含めた大腸肛門疾患の診療について5年以上の経験を有する医師と脊髄障害を原因とする排便障害を有する患者さんの看護について3年以上の経験を有する看護師が配置されています。

頭蓋内電極植込術
(脳深部電極によるもの(7本以上)の電極による場合に限る)

5年以上の脳神経外科の経験を有する常勤医師及びてんかん係る診療の経験を5年以上有する常勤医師がそれぞれ1名以上配置されており、うち1名は関係学会から示されている頭蓋内電極植込術に関する所定の研修を修了しています。

後縦靭帯骨化症手術(前方進入によるもの)

脊椎又は脊髄に係る手術について100例以上の経験を有し、かつ、 後靭帯骨化症に係る手術について20例以上の経験を有する医師が配置されており、顕微鏡下に手術が実施出来る体制を有しています。

不整脈手術左心耳閉鎖術
(経カテーテル的手術によるもの)
(胸腔鏡下によるもの)

5年以上の心臓インターベンション治療の経験を有する常勤医師及び5年以上の不整脈についての治療の経験を有している常勤医師をそれぞれ1名以上配置しています。

体外式模型人工肺管理料

特定集中治療室管理料を届け出しており、専任の臨床工学技士を常時配置しています。

周術期薬剤管理加算

専任の薬剤師が配置されており、周術期薬剤管理に関するプロトコルを整備しています。医薬品の安全使用やアレルギー等のリスクを回避するための手順書を盛り込んだ手順書を整備しています。

外来腫瘍化学療法診療料1

外来化学療法を実施するための専用のベッドを有する治療室を設置しており、化学療法の経験を5年以上有する専任の常勤医師、薬剤師が勤務しています。また、化学療法の経験を5年以上有する専任の看護師が化学療法を実施している時間帯に常時、当該治療室に勤務しています。

内視鏡下脳腫瘍生検術及び内視鏡下脳腫瘍摘出術

内視鏡下脳腫瘍生検術又は内視鏡下脳腫瘍摘出術を、当該手術に習熟した医師の補助として合わせて10例以上実施した経験を有する常勤の脳神経外科の医師を術者として1名以上配置しています。

癒着性脊髄くも膜炎手術
(脊髄くも膜剥離操作を行うもの)

10年以上の脳神経外科又は整形外科の経験を有し、脊椎又は脊髄に係る専門的知識を有する医師が配置されており、緊急事態に対応するための体制が整備されています。

頭頸部悪性腫瘍光線力学療法

関係学会により教育研修施設として認定されており、頭頸部外科について5年以上の経験を有し、所定の研修を修了している常勤の医師を配置しています。

角結膜悪性腫瘍切除術

眼科の経験を5年以上有する常勤の医師を配置しています。病理部門が設置され、病理医を配置しています。

経外耳的内視鏡下鼓室形成術

鼓室形成に係る手術を年間20例以上実施しており、常勤の耳鼻咽喉科医師を配置しています。うち2名は耳鼻咽頭科の経験を5年以上有しています。

舌下神経電気刺激装置植込術

耳鼻咽喉科又は頭頸部外科の経験を5年以上有し、所定の研修を修了した医師を配置しています。関係学会から示されている指針に基づき、適切に実施されています。

胸鏡下肺悪性腫瘍手術(気管支形成を伴う肺切除)

胸鏡下肺悪性腫瘍手術を術者として、合わせて50例以上実施した経験を有する常勤の医師が配置されており、5年以上の呼吸器外科の経験及び専門的知識を有する常勤の医師を配置し、緊急手術が実施可能な体制が整備されています。

経カテーテル弁置換術(経皮的肺動脈弁置換術)

5年以上の循環器内科又は小児循環器内科の経験を有する医師及び5年以上の心臓血管外科の経験を有する常勤の医師を2名以上配置しています。また、関係学会より施設認定を受けています。

経カテーテル弁置換術(経心尖大動脈弁置換術及び経皮的大動脈弁置換術)

5年以上の循環器内科の経験を有する常勤の医師を3名以上配置しています。関係学会の策定する実施施設基準を遵守しています。

腹腔鏡下胆嚢悪性腫瘍手術(胆嚢床切除を伴うもの)

消化器外科において5年以上の経験を有する医師を配置しており、腹腔鏡を用いる手術について十分な経験を有する医師を配置しています。

内視鏡的小腸ポリープ切除

消化器内視鏡手術について5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しています。

前立腺針生検法
(MRI撮影及び超音波検査融合画像によるもの)

専ら泌尿器科に従事し、4年以上の経験を有する医師及び放射線科の経験を5年以上有する医師を配置しており、当該療法に用いる医療機器が適正に保守管理されています。1.5ステラ以上のMRI装置を有しています。

膀胱頸部形成術(膀胱頸部吊上術以外)、
埋没陰茎手術及び陰嚢水腫手術(鼠径部切開によるもの)

泌尿器科において5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しています。

生殖補助医療管理料1

生殖補助医療を行うにつき十分な経験を有する医師を配置しており、十分な体制が整備されています。また、必要な構造設備を備えています。

一般不妊治療管理料

一般不妊治療を行うにつき十分な経験を有する医師を配置しており、必要な体制が整備されています。

腹腔鏡下子宮瘢痕部修復術

産科又は産婦人科について5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しており、腹腔鏡手術が年間20例以上実施されています。腹腔鏡を用いる手術について、十分な経験を有する医師を配置しています。

腹腔鏡下リンパ節群郭清術(側方)

外科又は消化器外科について専門の知識及び5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しています。

難治性高コレステロール血症に伴う重度尿蛋白を呈する糖尿病性腎症に対するLDLアフェレシス療法
移植後抗体関連型拒絶反応治療における血漿交換療法

腎臓内科について5年以上の経験を有する医師を2名以上配置しており、うち1名は、リポソーバーを用いた血液浄化療法について1年以上の経験を有しています。臨床工学技士が1名以上配置されており、当該療法に用いる医療機器が適切に保守管理されています。

小児運動器疾患指導管理料

整形外科の診療に従事した経験を5年以上有し、小児の運動器疾患に係る適切な研修を修了している常勤の医師を配置しています。

下肢創傷処置管理料

整形外科、形成外科、皮膚科、心臓血管外科又は循環器内科を担当する常勤の医師を配置しており、必要な体制が整備されています。

多血小板血漿処置

形成外科、血管外科又は皮膚科の常勤医師が配置されています。また、常勤の薬剤師、臨床工学技士が配置されており、関係学会等から示されている指針に基づき、適切に実施しています。

ウイルス性疾患指導料

当該治療を行うにつき十分な経験を有する専任の医師、看護師、薬剤師が配置されており、十分な構造設備を有しています。

精巣内精子採取術

泌尿器科について5年以上の経験を有する常勤の医師を配置しており、生殖補助医療管理料を届け出しています。

センチネルリンパ節加算

皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、又は歯科口腔外科の経験を5年以上有している医師および放射線科医師、麻酔科医、病理医を配置しています。

その他の適合施設基準

  • コンタクトレンズ検査料1
  • 外来栄養指導料の注3に規定する基準
  • 染色体検査の注2に規定する基準
  • 腹腔鏡下総胆管拡張症手術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)
  • 検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料
  • クラウン・ブリッジ維持管理料
  • 上顎形成術・下顎形成術(骨移動を伴う場合に限る。歯科診療以外の診療に限る。)
  • 腹腔鏡下副腎摘出術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)及び腹腔鏡下副腎髄質腫瘍摘出術(褐色細胞腫)(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)
  • 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)
  • 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
  • 心臓ペースメーカー指導管理料の注5に掲げる遠隔モニタリング加算
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
  • 保険医療機関の連携による病理診断
  • デジタル病理画像による病理診断
  • 総合医療管理加算及び歯科治療時医療管理料(歯科)
  • 歯周組織再生誘導手術(歯科)

入院時食事療養費/生活療養(Ⅰ)について〔特別食〕

管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食は午後6時以降)・適温で提供しています。また、患者さんの病状等に対応した食事を提供しています。

手術実績 院内掲示が義務付けられている手術実績

※2022年1月1日から2022年12月31日までの実績です。
手術名 件数
頭蓋内腫瘤摘出術等 336
黄班下手術等 401
鼓室形成手術等 54
肺悪性腫瘍手術等 549
経皮的カテーテル心筋焼灼術 354
靭帯断裂形成手術等 141
水頭症手術等 379
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 14
尿道形成手術等 102
角膜移植術等 21
肝切除術等 216
子宮付属器悪性腫瘍手術等 74
上顎骨形成術等 1
上顎骨悪性腫瘍手術等 54
バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) 8
母指化手術等 14
内反足手術等 0
食道切除再建術等 16
同種死体腎移植術等 36
区分4に分類される手術 2,153
人工関節置換術 428
乳児外科施設基準対象手術 14
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 166
冠動脈・大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む)及び、体外循環を要する手術 842
経皮的冠動脈形成術 50
急性心筋梗塞に対するもの
0
不安定狭心症に対するもの
7
その他のもの
43
経皮的冠動脈粥腫切除術 2
経皮的冠動脈ステント留置術 275
急性心筋梗塞に対するもの
5
不安定狭心症に対するもの
22
その他のもの
248
分娩件数 1,265