呼吸機能検査
呼吸機能検査とは

- 口から出入りする空気の量やガスの質を分析して、肺の機能を調べます。
- 検査は主に、呼吸器系疾患の診断のために行います。そのほか手術前など全身の状態をチェックする目的で行う場合もあります。
- マウスピースを通して呼吸します。検査の種類によっては大きな呼吸や強い呼吸をしていただきますが、痛みを伴う検査ではありません。
呼吸機能検査の場所と所要時間
- 生理機能検査室(受付2E)で検査します。
- 肺活量、努力性肺活量などスクリーニング検査の所要時間は15~30分です。
- 残気量、肺拡散能力など肺の機能を詳しく調べる検査は所要時間が長くなることがあります。
呼吸機能検査を安全に行うための取り組み
- 検査前に血液中の酸素濃度を測定し、体調を確認します。
- マウスピースはお一人ずつ交換しています。検査装置や周囲環境は、清拭してからご案内しています。
- 新型コロナウイルス感染対策として、検査室内に空気清浄機を設置しています。
検査を担当する技師は電動ファン付き呼吸用保護具を装着しています。
呼吸機能検査をお受けになる際の注意点
- コルセットやボディスーツなどは検査前に緩めていただくことがあります。
- 患者さんの努力次第で検査成績が変わることがあります。検査を担当する技師が声をかけて誘導いたします。ご協力をお願いいたします。
- 検査前の食事、水分摂取、タバコ、服薬などは医師の指示に従ってください。
- 検査予約は医師が行います。