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順天堂の3つの柱 ―「教育」

教育わが国屈指の「健康総合大学」として学部門の連携を強固に

誇るべき順天堂の教育理念

順天堂は、江戸・天保年間から西洋医学教育を開始した、わが国で最も歴史のある医系教育機関です。
天保9(1838)年に学祖佐藤泰然が、江戸の薬研堀にオランダ医学塾「和田塾」を開いて以来、「仁」を学是に、「心技ともに良き医師の育成」を目標に掲げ、医学、医療の担い手育成に邁進しています。その精神は、「生命の世紀」といわれる21 世紀を迎えた今日に至るまで連綿と受け継がれてきました。
医学、生命科学は急速な発展、進歩を遂げていますが、それに伴い医療や健康に対する国民の関心は大きな高まりをみせています。順天堂は、最新医療に関する知識の修得と技術の伝授に努めるとともに、高度な医療の知識や技術だけでなく、「患者の痛み」が理解できる心と豊かな人間性・感性を兼ね備えた医療の確立と医師の育成を目指しています。それこそが、順天堂が誇るべき教育理念といえましょう。
この理念に基づき、人間形成の過程におけるゆとりある教育、学生の個性を引き出す教育、自己学習の意欲を喚起する教育を柱に据え、順天堂独自の教育が進められているのです。順天堂大学は現在、医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部の5 学部で構成されていますが、
順天堂の学是「仁」は全学部に貫かれ、息づいています。平成27(2015)年度に開設した国際教養学部では、この「仁」の精神を活かし、真のグローバル人材の育成を目指します。

学是「仁」に基づく医療の実践

成果を挙げる少人数教育

医学部とスポーツ健康科学部の人間形成の場となっているのが、1 年次の全寮生活です。学生は、千葉県のさくらキャンパスにある「啓心寮」で、共同生活を送ります。
これは開学以来変わることのない順天堂の伝統であり、「自由に振る舞って、しかも他人に迷惑を及ぼさぬ社会的訓練の場」となっています。全寮生活によって一生涯の友が得られるとともに、他を思いやる温かい心や協調性が育まれ、明日の医療、健康、スポーツを担う人材が育っていくことは間違いありません。
学生の個性を引き出し、自己学習の意欲を喚起する教育としては、学生のアクティブな自主学習を促していることが、順天堂の教育の特長として挙げられます。授業や実習は、教員からの一方通行とならないよう、少人数授業・小グループ学習を積極的に導入し、学生の自主性や学習意欲が自然と身につくよう配慮されています。
例えば、医学部では附属病院において、3 ~ 4 人1 グループのきめ細かな指導体制のもと、病状を正確に把握するための問診の方法や診察法の技能、態度などを習得していきます。また、医療看護学部及び保健看護学部においても、少人数教育を導入し、きめ細かな指導によって、看護実践現場での的確な状況判断と問題解決能力を高めています。

成果を挙げる少人数教育

社会ニーズに真撃に対応

順天堂は、開学以来の学是、教育理念を貫き通す一方で、常に時代の動向、ニーズを迅速・的確にキャッチし、変化に即応した改革も進めてきました。
「体育・スポーツと健康を科学的に究明し、健康・体力の保持増進の道を探究しつつ、少人数制による全人的教育をもって、医学的知識の豊かな保健体育指導者を養成する」。この教育目標を掲げて昭和26(1951)年度に創設された旧体育学部は、わが国の保健体育分野での大学教育を切り拓く上で、先進的な役割を果たしてきました。
そして、スポーツを行う機会の量的拡大と質的変化、スポーツ産業の拡大、少子高齢化の進展など、スポーツを取り巻く環境と社会的ニーズの変化をいち早く捉えた順天堂は、心身の健康維持、バランスの取れた健康生活を医学とスポーツ健康科学の両面から探究していくことを目的に、平成5(1993)年度、体育学部をスポーツ健康科学部に発展的に改組変革し現在に至っています。
また、順天堂は明治29(1896)年から看護職養成に取り組んできましたが、看護、介護へのニーズの高まりに応えていくため、平成16(2004)年度、順天堂医療短期大学を改組して、4 年制の医療看護学部を開設。さらに、平成22(2010)年度に保健看護学部を開設しました。119 年の伝統を誇る順天堂の看護教育「日本一優しい、心技共に優れた看護師の育成」を継承し、全人教育に基づいて、質の高い看護サービスを提供する人材の養成に取り組んでいます。
平成24(2012)年度には、文部科学省「基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成」事業に採択されました。次世代の基礎医学研究者養成は国家的急務であり本学では国際感覚を有した研究者の養成、研究成果を臨床へ橋渡しするマネジメント能力にも長けた人材を養成します。

社会ニーズに真撃に対応

有能な人材を各界に輩出

こうして順天堂はいま、わが国屈指の「健康総合大学」に成長しました。学部間が連携し、人材交流や情報交換を図るとともに、常に医療現場からのフィードバックに努めているのが最大の特長だといえましょう。
開学以来の揺るぎない教育理念と、時代をリードする先取の精神に基づいたカリキュラムと指導法によって、順天堂大学医学部の医師国家試験合格率は、全国国公私立大学80 校中3 位(過去5 年間の平均)の好成績を収めるなど、大きな成果を挙げています。そして、ヘルスケアを担う人材、スポーツの場においてリーダーシップを発揮する有能な実践的指導者が順天堂から巣立っています。
さらに国際社会で活躍する真のグローバル人材の育成にも今後、益々、力を入れていきます。

有能な人材を各界に輩出

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