05 活動報告

2014.8.9

「大学生のための生命科学研究インターンシップ」に3年生の鈴木佑治君が参加し、発表会で1位を獲得しました

全国の大学生を対象に公募された理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB、神戸市)主催の「大学生のための生命科学研究インターンシップ」に、3倍を超える倍率の中から3年生の鈴木佑治君が選ばれ、2014年8月4日(月)~8日(金)の5日間、参加しました。騒然とした中での研究となりましたが、最終日に行われた研究発表会では、ベストプレゼンテーション賞1位を獲得し、記念品を授与されました。
期間中のレポートが、理研CDBのHPに掲載されています。
http://www.cdb.riken.jp/internship/2014/report2014.html

インターンシップに参加して 鈴木佑治

8月4日から8日にかけて、理研CDBで行われた「大学生のための生命科学研究インターンシップ」に参加しました。元々細胞の分化に興味があったことから、分化の塊とも言える発生についてもっと深く学びたいと考え、その研究をしている初期発生研究チームを希望してGuojun先生の研究室に所属することになりました。研究室の使用言語は、大学の所属研究室(老人性疾患病態・治療研究センター)と同様に英語でしたが、研究対象が「ニワトリの初期胚」で普段扱っている内容とは大きく異なっていたため、初めて聞く用語ばかりでとても苦労しました。しかし、ラボリーダーや直接指導にあたってくださった先生、同じ研究室に配属された学生の助けもあって、バックグラウンドから理解して実験を行うことが出来ました。その結果、最終日の研究報告会では、13ラボの中からベストプレゼンテーション賞を頂きました。また、自分が配属された研究室だけでなく、先生方の講義やオープンラボで他のラボの研究内容を聞き、非常に興味深かったです。さらに、全国から集まった優秀な学生の皆さんと議論・交流することが出来たのに加え、科学の楽しさだけでなく厳しさも学ぶことが出来ました。
このインターンシップに参加できるチャンスは1回ですので、興味のある方は是非参加してみてください。最後になりましたが、お忙しい中5日間にわたって御指導して下さったCantas先生、Guojun先生をはじめ初期発生研究チームの皆様、インターンシップ事務局の方々、インターン生の皆さんに、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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