05 活動報告

2014.11.01

新潟大学連携セミナーを開催しました

2014年11月1日(土)10:30~12:00、本郷キャンパスセンチュリータワー北4階406講義室において、当プログラム主催新潟大学連携セミナーを開催しました。新潟大学医学部長 大学院医歯学総合研究科解剖学分野教授 牛木辰男先生を講師にお招きし、新潟大学についてご紹介いただいた後、「細胞と組織がつくる美しい世界―顕微鏡に魅せられて―」と題して先生が解剖学教室へと進まれた経緯からこれまでの電子顕微鏡を駆使した形態学研究について、美しい電顕写真や手書きのイラストをふんだんに用いてお話しいただきました。走査電顕の技法・装置の開発も非常に興味深いものでした。 教科書でお馴染みの先生のご講演に、参加した学生達の感動も大きかったようです。

~参加学生の感想(抜粋)~

  • 新潟大学は100年以上立つ門など歴史の長い大学であると共に、最新設備の施設も備わり、盛んな国際交流など大変魅力的な大学であることがうかがえた。(M1)
  • 様々な顕微鏡がある中、今日は主に走査顕微鏡の話を聞いた。生物のテキストでいろんな顕微鏡の写真を見てきて、立体的に見える走査顕微鏡に興味があったのでとても面白かった。(M1)
  • 走査型顕微鏡ではアリの全体像のように大きいものから非常に小さいものまで観察することができ、興味深く感じた。特に印象的であったのは、3Dの映像である。こんなにミクロな世界を臨場感あふれる3Dで見られることに感動し、また両目で見ることによって繊細な作業を行うことができるということで、技術の高さを感じた。(M1)
  • 顕微鏡といっても実にさまざまな仕組みのものがあり、中の構造が見えるようになったり、奥行きが測れるようになったりと大きく発展してきたことが分かり、これからもますます進んで行くことを願う。(M1)
  • いつも普通に見ているものが走査顕微鏡では全く違った様子で見えるところに面白みを感じます。(M1)
  • 数々の美しい電顕像を見ることができ、初めて顕微鏡像を興味深く見ることができました。同じ組織でも、見方、魅せ方次第でとても面白く見えるのだと感じました。(M3)

  • 活動報告写真(1)
  • 活動報告写真(2)