2015.03.31
2015年3月18日~20日に名古屋で開催された第88回日本薬理学会年会で、3年生の秋元貴至君と5年生の坂入伯駿君が研究成果を発表しました。秋元君の発表題目は「シュードタイプバキュロウイルスを用いた疾患変異ダイニン重鎖の神経細胞への発現」、坂入君の発表題目は「代謝型グルタミン酸受容体1型はアデノシンA1受容体のシグナルを制御する」です。
私は、名古屋で開かれた第88回日本薬理学会年会にてポスター発表を行いました。発表では、バキュロウイルスの作製方法に関する技術的な質問や、神経・グリア細胞内でのダイニンの様子についての質問を多く受けました。質疑応答を通して、今まで自分では考えていなかった方法や異なる視点からの問題に気づくことができ、また今後そうした新たな問題を解決していきたいと思いました。さらに、Gタンパク質共役受容体の研究でノーベル化学賞を受賞したDr. Brian Kobilkaの講演や、他の発表者のポスターを見ることも大変勉強になりました。