05 活動報告

2016.09.02

International Congress of Immunology 2016にて、5年生の金沢華造君が研究成果を発表しました

2016年8月21日から26日にオーストラリア(Melbourne Convention and Exhibition Centre)で開催されたInternational Congress of Immunology 2016で、5年生の金沢華造君が研究成果のポスター発表を行いました。発表題目は、「An angiogenic peptide AG-30/5C, stimulates various functions of human mast cells」です。

  • 活動報告写真(1)

2017.04.13

金沢 華造君 International Congress of Immunology 2016体験記を追加

研究成果発表体験記

金沢 華造君

2016年8月21日~26日にかけて、オーストラリアのメルボルンで開催されたInternational Congress of Immunology 2016に参加し、ポスター発表を行いました。内容としてはAG-30/5CがMAPKやNF-Bなどの経路を介してマスト細胞を活性化し、様々なサイトカイン・ケモカインや炎症性メディエーターを産生することにより炎症反応を調節し、その結果創傷治癒に関与しているというものでした。

メルボルンで行われているので、当然学会発表は英語で発表し、その後ディスカッションをしなければいけないわけで、英語が苦手な私は正直出国する前から既に緊張していました。自分の論文を書くときに集めた資料を再度読み漁ることで発表の際に必要な英語力を養い、フランソワ先生にもご指導頂き事前準備を終えました。当日も発表するまで食事が喉を通らないほど緊張しましたが、実際の発表時間では有意義な1時間を過ごすことができました。終わった後のディナーがすごく美味しかったのは今でも忘れられません。

2年生からアトピー疾患研究センターで基礎研究を始め、日本免疫学会でのポスター発表、国際学術雑誌への論文掲載など様々なことをしてきましたが、今回の国際学会での発表が最後の集大成となりました。

フランソワ先生をはじめ、アトピー疾患研究センターのスタッフの方々には、厚く御礼を申し上げます。