05 活動報告

2017.06.14

第31回米国睡眠関係学会連合集会(SLEEP 2017)にて、5年生の西野枝里子さん、井神健太君が研究成果を発表しました

2017年6月3日~7日に米国のボストン(Hynes Convention Center)で開催された第31回米国睡眠関係学会連合集会(SLEEP 2017 31st Annual Meeting of the Associated Professional Sleep Societies, LLC)で、5年生の西野枝里子さん、井神健太君が研究成果のポスター発表を行いました。発表題目は西野さん「Nocturnal Intermitten

t Hypoxia And Carotid-artery Atherosclerosis in a General Japanese Population: The Toon Healthy Study」、井神君「Relationships between Sleep Disordered Breathing and Central Aortic Pressure in a Community based Population: The Toon Healthy Study」です。

  • 活動報告写真(1)
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2017.10.10

5年生の西野枝里子さんの国際学会研究成果発表体験記を追加

国際学会研究成果発表体験記

私は、3年次から公衆衛生学講座で睡眠と健康を中心とした疫学研究を続けています。今回は2017年6月3日から7日までボストンで開催された米国睡眠学会連合集会(APSS SLEEP 2017)でポスター発表を行ってきました。発表内容は睡眠呼吸障害と動脈硬化との関連を明らかにするというものでした。

初めての国際学会であり、英語でのポスター作成も慣れない作業で、学会までの準備は試行錯誤の繰り返しとなりました。できあがったポスターを持って緊張の面持ちでボストンへと旅立ちましたが、実際に学会会場で世界中から研究者が集まっている様子を見た時は来ることができた実感がわき、とても心が踊りました。発表の時は多くの方が質問やアドバイスをくださり、今後の研究にもつながる熱い議論をすることができました。一方で専門的な分野を討論するまでには英語力が十分ではないということ、また研究内容についても改善点や更なる考察が必要であることを痛感させられました。そして今回の学会では、学会主催のセミナーなどに連日参加することができたことも意義が大きかったです。セミナーでは睡眠分野でホットな話題が話されていて、内容はもちろん、世界で活躍する研究者達のプレゼンテーション能力の高さにも驚かされるばかりでした。

国際学会に参加したことでたくさんの刺激を頂くことができ、今後の大きなモチベーションとなりました。今回の経験を活かして今後も研究を続けていきたいと思います。

2017.10.10

5年生の井神健太君の国際学会研究成果発表体験記を追加

国際学会研究成果発表体験記

2017年6月3日から6月7日にアメリカ合衆国ボストンで開催された米国睡眠関係学会連合集会SLEEP 2017に参加し、「Relationships between Sleep Disordered Breathing and Central Aortic Pressure in a Community based Population: The Toon Health Study」という演題でポスター発表を行いました。これは愛媛県東温市で実施している循環器疫学研究:東温スタディのデータを使って、睡眠時無呼吸と中心血圧との関連について明らかにした研究です。

この学会の演題数は1200題以上、参加企業数は130社以上にのぼり、睡眠分野の注目度の高さを肌で感じました。睡眠の研究分野は実に多岐にわたり、「小児の睡眠」「睡眠とがん」、「睡眠と認知症」、「睡眠と交通事故」「睡眠と遺伝」、「睡眠と腸内細菌」など興味深い研究が多く発表されていました。

他の研究者の発表を聞いていて自分の研究への熱意、そして知識量に圧倒されました。私はまだ研究を始めたばかりだったので、同じ研究テーマを長い期間にわたって追い続けることの重要性を感じました。また、スライド構成やまとめ方といったプレゼンの仕方に深い感銘を受けました。そして何よりも、良い研究をして世界に発信していきたいというモチベーション向上につながりました。学部生のうちにこのような経験をすることができたことに大きな意義があると思います。指導してくださった先生方に御礼申し上げます。