2017.07.03
順天堂大学医学部では、2017年8月7日(月)に基礎研究医養成プログラム主催の第2回「高校生のための夏休み医学教室:研究医とのサイエンストーク」を、本郷・お茶の水キャンパスにて開催いたします。
前半では、「研究医とのサイエンストーク」と題し、順天堂大学医学部で最先端の研究を行っている2人の研究医による講演を行います。講演後には、参加者から研究医への質問を受け付ける予定です。この機会にぜひ普段は聞けないような質問をぶつけてみて下さい。
後半では、「“研究医のたまご”とのサイエンストーク」と題し、研究医を志して医学部での授業や臨床実習の時間外に研究を行っている現役医学部生が、皆さんから寄せられた質問に答えていきます。研究ってどんなことをしているの?毎日、どんな生活をしているの?どのような医師を目指しているの?など、どんな質問でもOKです。疑問に思っていることをどんどんお寄せ下さい。
さらに、事前参加登録の希望者には研究室見学会も行います。
2017年8月7日(月)
免疫は、私達を細菌やウイルスといった微生物の攻撃から守ってくれる生体防御のシステムです。免疫が働かないと私達は生きていけませんが、免疫が暴走するとアレルギーや自己免疫病を引き起こします。免疫を医学的に初めて利用したのがワクチンですが、最近はアレルギーやがんの治療などいろいろな病気の治療に免疫が利用されています。本講演では免疫の仕組みとともに、免疫が病気や治療とどのように関連しているか紹介します。
現在、世界で4億人を超える人が糖尿病と診断されており、6秒に一人が糖尿病で死亡しています。このありふれた病気を治すには、糖尿病のことをよく知り、糖尿病の患者さんが何を望んでいるかを知り、その知識をもとに先端分野の知識を取り入れた基礎研究を行い、その知識を臨床に応用していく必要があります。本講演では、臨床医が最先端の基礎研究者と共同で糖尿病治療向上のために基礎研究を行っている現状を分かりやすくお話します。
研究医のたまご
(現役医学部生)
お問い合わせ先:
順天堂大学医学部 基礎研究医養成プログラム室
担当:伝田(でんだ)、髙木(たかぎ)、押野(おしの)
E-mail:kenkyui@juntendo.ac.jp