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病理・腫瘍学講座

違う視点から物事を見る「診断病理学」と、「実験病理学」、それをブリッジする、ダイナミックな「広々とした病理学」は、時代の要請である

 現在我々は、「炎症によるヒト肝発がん機構解明」、「遺伝による腎発がん機構解明」、「ヒト結節性硬化症の治療法開発」、「BHD症候群の発症機序」を中心に、また、最近注目されている「アスベスト・中皮腫の早期診断法および治療法開発」に向けて精力的に取り組んでいる。
がん哲学御茶ノ水がん学アカデミア

(1)「病理学」の理念:

世界の動向を見極めつつ歴史を通して今を見ていく

(2)「病理学」の使命:

俯瞰的に病気の理を理解し「理念を持って現実に向かい、現実の中に理念」を問う人材の育成

(3)「病理学」の形態:

三位一体(外科病理学、実験病理学、広々とした病理学)の実現

(4)「病理学」の指導原理と形成力の3ヶ条:

1.決勝点を見通す視点を持つ
2.刷新の時を持つ
3.学問の動脈に生きる

(5)「病理学」の社会貢献:

複眼の思考を持ち、視野狭窄にならず、教養を深め、時代を読む「具眼の士」の種蒔き

 20世紀は「がんをつくる」時代であった。日本は化学発がんの創始国である(山極勝三郎1915年、扁平上皮癌創生、吉田富三:1932年肝癌創生)。まさに、「段階ごとに我慢強く」、「丁寧に仕上げていく」、「最後に立派に完成する」姿勢である。これは「多段階発がんの過程」にも適用されるものでもありましょう。21世紀は、「がんを遅らす」研究で世界をリードするときである。
 がんの研究の目的は、「人のからだに巣食ったがん細胞に介入して、その人の死期を再び未確定の彼方に追いやり、死を忘却させる方法を成就すること」である。また、同時に「人は、最後に“死ぬ”という大切な仕事が残っている」ことも忘れてはならない。
 順天堂のマークは、「仁」である。順天堂の学祖は佐藤泰然。日本の西洋医学塾で最も古い学校は順天堂です(1838年創立)。
 「最も剛毅なる者は最も柔和なる者であり、愛ある者は勇敢なる者である」とは、「高き自由の精神」を持って医療に従事する者への普遍的な真理であろう。「他人の苦痛に対する思いやり」は、医学、医療の根本である。