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皮膚科学講座

皮膚科学教室について

 2003年で開設100周年を迎えた順天堂大学皮膚科学教室は、「難治性皮膚疾患の病態と治療」をテーマとし、診療、教育、研究いずれの分野でも活発に活動が行われています。皮膚科学教室としては国内有数の規模を誇り、また国際的にもその研究業績は基礎研究、臨床研究ともに高く評価され、2003年5月には小川秀興前主任教授会頭のもと第102回日本皮膚科学会総会、10月にはInternational Satellite Symposiumを主催しました。当教室は、 (1) 学閥を問わない (2) 男女差を問わない (3) 国籍を問わない の "三無主義" を原則としています。そのため、現在の医局員の出身校は30校以上、男女比はほぼ1:1となっており、受け入れた海外からの留学生も70名を越えています。
 診療体制は、外来は一般外来のほか、難治性皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎、脱毛症、角化症、乾癬、水虫(真菌症)、皮膚腫瘍、アレルギー、水疱症(自己免疫性と先天性)については専門外来を設置しています。一日平均外来患者数は約350〜400人で、年間新患患者数は約7300人に達しています。入院患者は病棟医長を中心に、1グループで診療にあたっています。病床数は22床で、年間病棟入院患者数は約400名で、他診療科が主の兼科患者を含めると、約450名を超えます。天疱瘡などの血漿交換療法、アトピー性皮膚炎・難治性円形脱毛症・尋常性乾癬の光化学療法、良性及び悪性腫瘍の手術、悪性腫瘍の化学療法、分節型白斑に対する植皮術、先天性表皮水疱症及び難治性皮膚潰瘍への培養真皮移植や羊膜移植術など様々な難治性皮膚疾患の先進的診療を行っています。
 研究活動は臨床研究のほか、基礎医学研究として、(1)表皮の分化(角化)過程の解明、(2)皮膚のプロテアーゼとそのインヒビターの役割、(3)毛の発生と成長及びヘアサイクルの研究、(4)真菌感染、特にホストパラサイト関係の解明、(5)創傷治癒における細胞増殖因子の役割、(6)表皮細胞機能とサイトカインの役割、(7)アトピー性皮膚炎の病因・病態解明、(8)遺伝性皮膚疾患の遺伝子解析と遺伝子治療法開発の試み、(9)悪性腫瘍の生化学的・電顕的解析、(10)代替皮膚の作製などについておこなっており、皮膚疾患の診断と治療に結び付けています。また、文部科学省の「個人の遺伝情報に応じた医療のプロジェクト」の推進機関にも選出されており、アトピー性皮膚炎、重症型薬疹、ケロイドなどの大規模な遺伝子解析を開始しています。

学生教育について

皮膚疾患に必要な基礎的知識を習熟するとともに、皮膚疾患の病態を理解し、臨床応用できることを目標とします。
  1. 皮膚の構造と機能を述べることができ、皮膚病理学の理解に努める。
  2. 発疹学を理解し、所見を正確に記録することができる。
  3. 患者についての種々の情報を得るための問診法、検査法などの理論と技術を習得する。
  4. 一般的かつ重要な皮膚疾患、即ち、皮膚炎、浅在性真菌症、蕁麻疹、薬疹の典型例の鑑別診断が可能となること。悪性腫瘍、内臓疾患に伴う皮膚疾患などの鑑別法。
  5. 外用療法や電気凝固、凍結療法、光線療法、レーザー治療などの原理を理解し、その実際を可能な限り身につける。また、皮膚外科的手技(切除、摘出、縫合、縫縮、切開、穿刺など)の適応と原理を理解し、その応用についても見学する。
 教育に関連する行事としては、毎週月曜日に総回診及び関連病院を含めた全ての医局員が参加して、症例検討会・抄読会が行われます。病理勉強会では、上級医師の指導のもと、週ごとの生検・手術症例について検討を行い、皮膚病理学の理解を深めます。クルズスは上級医師が持ちまわりで担当し、一般的かつ重要な皮膚疾患の鑑別診断法、皮膚疾患診療に必要な検査・処置、内服・外用療法などについての知識を修得します。