JUNTENDO News&Events ニュース＆イベント

2023年9月に実施された専門教育型短期留学の参加者の声をご紹介します。

診療放射線学科2年　滝澤きららさん


Q. 専門教育型短期留学になぜ参加しようと思ったのですか？

A. 私が順天堂大学を進学先に選んだ理由の1つは、国際交流が盛んな大学であると感じたからです。高校時代には、予定されていた留学が、コロナの影響で中止になるという苦い経験をしました。そのため、海外に行くチャンスのある大学に入学し、在学中に留学することが私の目標でした。

台湾の元培醫事科技大学（元培大学）で行われる専門教育型留学プログラムの募集があった際は、コロナが再び流行して海外に行けなくなることがあるかもしれないと思い、絶対に参加したいと思いました。留学を通じて自分の視野が広がることにも期待して、参加を申し込みました。

Q. 留学先の台湾について、事前にどんなことを知っていましたか？

A. 親日国であるということしか知らなかったです。

Q. 台湾に実際に行ってみた印象はどうでしたか？

A. 台湾の方はとても優しく、フレンドリーでした。講義の内容を元培大学の学生さんが英語で説明してくれたり、実習で使うテキストのPDFファイルをLINEで送ってくれたりと、とても親切に接してくれました。元培大学の学生さんは日本のアニメやドラマをよく知っていて、日本のサブカルチャーの話題でも盛り上がりました。学生同士で日本語と中国語のプチ講座をしたときは、とても楽しかったです。相手からたくさん話しかけてきてくれるので、私も積極的にコミュニケーションを取ることができました。

他に印象に残っているのは、台湾の道路状況です。台湾では交通量が日本の倍以上あり、歩道と車道が分かれていない道もありました。狭い道を歩いていると、その脇をバイクがスピードを落とさずに通り過ぎていくことがあり、ヒヤリとすることがありました。また歩道があっても、バイクがたくさん停められているため、車道に出なければならない時があり、車道を歩いているとバイクや車がすぐ横をものすごいスピードで走り抜けていくので、日本にいる時以上に気をつけて道を歩きました。

Q. 今回の留学で楽しかったことや、強く印象に残っていることを教えてください

A. 台湾の学生と夜市を回ったことが印象に残っています。夜市に仙草凍という食べ物があり、台湾の学生にどんな食べ物なのか尋ねたら、翻訳アプリを介して「草ゼリー」と言われて驚きました。食べてみるとコーヒーゼリーのような味がして、美味しかったです。他に、夜市で食べたピーナッツのお餅やルーローハン、タロ芋ケーキも美味しかったです。

元培大学の学生さんと夜市にて

Q. 今回の留学で苦労したことを教えてください

A. 語学です。英語が通じないことがあり、Googleの翻訳アプリは必須でした。授業は主に英語でしたが、たまに中国語が使われる時があり、その時は先生が話す中国語を日本語に変換しながら授業を受けました。写真をスキャンして翻訳する機能も便利で、授業スライドに中国語が使われている際は、スライドを写真に撮ってGoogle翻訳で内容を確認することもありました。現地では、日本で通常利用している携帯キャリアが提供するwi-fiプランを利用しました。Wi-fi端末を持ち歩く必要がなく、台湾入国後の操作も簡単でした。

Q. どんなところに泊まりましたか？

A. 今回の台湾留学には診療放射線学科の2年生と3年生の合計12名が参加し、ホテルのツインルームに2名ずつ相部屋で宿泊しました。宿泊先は3つ星のホテルで、部屋が広く、浴槽も備わっていて、快適に1週間を過ごすことができました。

Q. 食事は何が美味しかったですか？

A. 小籠包、唐揚げ、海鮮巻き（春巻き）が美味しかったです。

Q. コロナ禍の影響はありましたか？

A. 今回の留学では特に影響を感じませんでした。

Q. 専門教育型短期留学への参加を検討している後輩にメッセージをお願いします。

A. 参加しようか迷っている人は参加してみてください！参加した後に絶対に留学に行ってよかったと思えます。英語が苦手でも問題ないので、是非挑戦してみてください！

留学中にたくさんお世話になった元培大学の学生さんと記念撮影