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2024.05.09 (THU)

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順天堂大学 スポーツ健康科学部 陸上競技部 駅伝寮 が完成

順天堂大学は、スポーツ健康科学部陸上競技部長距離ブロックの更なる強化を目的に、「順天堂大学 スポーツ健康科学部 陸上競技部 駅伝寮」を建設いたしました。2024年3月28日に竣工し、男子駅伝チームは、2024年4月1日より、利用を開始しています。

この駅伝寮の完成により、厳しい練習環境に励む学生アスリートを暮らしから支え、更なるチームの強化を目指します。

 

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建物概要

所在地 :千葉県印西市平賀1192外(番地)

工 期 :令和5年7月20日~令和6年3月27日

延床面積:992.88 ㎡

規 模 :地上2階

収容人数:49名

構 造 :木造(木質パネル工法)

設計者 :ミサワホーム株式会社

施工者 :ミサワホーム株式会社

 

陸上競技部 駅伝寮について

陸上競技部は1989年に完成した陸上競技部寮「啓明寮」を拠点に生活をしています。スポーツ健康科学部の定員増に伴い、陸上競技部部員数が増加したこと、また、“お正月の風物詩”とも評される箱根駅伝に向けて、日々練習に励む陸上競技部駅伝チームを強化すべく、新たに駅伝寮が完成いたしました。

より良い居住空間を提供することで、しっかりとリフレッシュができ、選手のコンディションを整え、パフォーマンスの向上を目指します。また、課題の1つであった感染症対策にも十分配慮したつくりで、選手が万全の状態で大会に挑める環境を整えています。

生活面からも陸上競技部駅伝チームを支援し、順天堂のシンボルスポーツの1つである駅伝チームが、さらに活躍することを期待しています。

各室の特徴と狙い

1)食堂兼ミーティングルーム

寮生同士や監督、コーチの円滑なコミュニケーションを考え、また、啓明寮の学生も利用可能な大空間設計(74席)となっています。

チーム全員が一堂に集まり、食事を共にすることで、選手の小さな変化も見逃しません。

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食堂・ミーティングルーム

 

2)トレーニングルーム

天井高3.0mを確保できる高天井を採用し、フォームチェック用の大型ミラーを設置しました。開放的な空間でのトレーニングは選手のモチベーション向上が期待できます。

また、寮内に酸素ボックスを設置することで、選手の少しでも早い疲労回復に対応しています。

トレーニングルーム

トレーニングルーム

 

3)寮室

快適な室温を維持できるようエアコンの位置を工夫するなど、選手のコンディションを配慮した設計。また、共同生活の中でも自分の時間を確保できるようプライバシーも配慮した作りです。

長門俊介駅伝監督コメント

新寮建設に対し、関係者の皆様にご尽力を賜り、心より御礼申し上げます。また多くの方々にご支援頂き、併せて御礼申し上げます。

この新寮での生活は、競技力を高めるためのモチベーション向上やコンディション維持に繋がり、またチームとしての組織力を高める共有空間としての役割を果たしてくれると期待しております。

今年度は予選会からの戦いですが、新寮建設を追い風に捲土重来を果たします。