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大学院医学研究科・スポーツ健康科学研究科・医療看護学研究科 合同修了式

修了式全景

3月15日(水)、センチュリータワー19階において、平成28年度 順天堂大学大学院3研究科合同修了式が執り行われ、医学研究科修士課程24名、博士課程121名、スポーツ健康科学研究科博士前期課程57名、博士後期課程8名、医療看護学研究科博士前期課程20名、博士後期課程7名、計237名が新たな門出を迎えました。

新井学長は『そもそも研究というものは、最初から何かはっきりした目的があって始めるものではない。私自身も医学領域に必ず役立てようなどと考えて始めたわけではない』『いろいろな人がそれぞれの関心に従って研究を続けていくことで、いろいろな領域が開かれていく』という、昨年ノーベル医学生理学賞を受賞された大隅良典先生の言葉を紹介された後、「他人と異なった視点を持ち自分の興味のある事柄を見つけ出す、そしてその課題の克服に最大限の努力を払えば自ずと次に進むべき道は開けてくると思います。皆さんは、医学、スポーツ健康科学、医療看護学の各分野において高い専門性とそれを社会で活用する能力を兼ね備え、それぞれの分野のリーダーとして、実践的に活躍するプロフェッショナルとして歩みだそうとしておられます。これからも常に研究(リサーチ)マインド(マインド)をもってそれぞれの現場で活躍して欲しいと思います。今後も順天堂大学大学院で学んだというプライドと不断前進のスピリットを持って、是非、高い山を目指してチャレンジし、また社会のリーダーとして健闘されることを祈念します」と式辞を結ばれました。

小川理事長は、開学当時から国際的な視野を持って最先端の学問を追求し、来年創立180周年を迎える順天堂の歴史と各研究科の成り立ち、そして会場となったセンチュリータワーの由来を紹介された後、「順天堂大学で学んだことを誇りとし、更に順天堂の価値を向上させられるのは研究科で学んだ皆さん自身であることを自覚して頂きたい。大学院修了は研究者(リサーチャー)としての1つの到達点であり、今日からは自ら考えて行動し、国際的なレベルでの交流を通じて研鑽を積んでほしいと思います」そして、「将来に亘って多くの課題を残している東日本大震災・原発問題や東京オリンピック・パラリンピックへの期待、特にパラリンピックの成功に向けた支援について自ら考え、社会のために行動して頂きたい」と激励のメッセージを述べられました。更に、「一般教養と国際的センスを高めつつ、自らの専門領域で世界に名が残るような仕事をしてください」と祝辞を贈られました。
最後に3研究科の修了生総代(医学研究科修士課程:長尾侑紀さん、同博士課程:本庄薫平さん、スポーツ健康科学研究科博士前期課程:杉山 愛さん、同博士後期課程:位髙駿夫さん、医療看護学研究科博士前期課程:稲葉玲子さん、博士後期課程:鵜澤久美子さん)に学位記が授与されるとともに、3研究科長それぞれから祝辞が述べられ、修了式は閉式となりました。

医学研究科博士課程総代 本庄薫平さん

医学研究科博士課程総代 本庄薫平さん

医学部・スポーツ健康科学部・医療看護学部・保健看護学部 合同卒業式

平成28年度卒業式

平成29年3月17日(金)、グランドプリンスホテル新高輪にて、平成28年度 順天堂大学4学部合同卒業式が執り行われました。医学部123名、スポーツ健康科学部332名、医療看護学部202名、保健看護学部119名、合計776名が新たに旅立ちました。
 
卒業式で新井学長は、卒業生に向けて「入学時に抱いた夢を実現することができましたか」と語りかけられ、これからは国際性と研究マインドの涵養が重要であること、真の国際人になるためには教養(リベラルアーツ)を身に付ける必要があること等を述べられました。「常に物事を多面的に見て、対策を立てて行動を起こし、必ずその結果を反芻し次のステップに進む。これが研究マインドに基づく実践的な行動規範です。皆さんには生涯、研究マインドを持ち続けて様々な事柄に挑戦することを切望します」と述べられました。また、夢を実現するヒントとしてノーベル医学生理学賞受賞者の大隅先生の言葉と、スティーブ・ジョブズ氏(アップル社創設者)が発した『Stay hungry, stay foolish(貪欲であれ、愚直であれ)』、『Connecting dots(点と点を繋げ)』という言葉を紹介された後、「大学生活で人生の基礎となる大きな基点ができたと思いますが、これからも次々と点を作り続け、その点と点を繋ぐ作業を継続し、夢を実現してください。自分を信じ、目の前の課題に積極果敢に挑戦し続けてください」とエールを送られました。そして最後に「順天堂大学で身につけた学是『仁』と理念『不断前進』の精神を持ち続け、心身を鍛え、人の痛みや社会の問題を敏感に感じとり、折に触れて順天堂大学のスピリットを思い起こしてください。皆さんが日本そして、世界で活躍されることを願っています」との言葉を贈られました。

小川理事長は、来年創立180周年を迎える順天堂の歴史、2020年竣工予定の新研究棟への期待、4学部と2年前に開設した国際教養学部の成り立ち、そして4学部が合同で卒業式をする意義について言及された後、「今から6年前、医学部の皆さんが入学した2011年は、多くの犠牲者を出した東日本大震災が3月11日に発生し、日本中が自粛ムードの中で入学式が行われました。6年経った今でも大震災の爪痕の1つである原発問題はまだ色濃く残っています。卒業式を迎える皆さんにはこの問題を我国の大きな課題として認識して頂きたい。スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部の皆さんが入学した4年前の2013年は、日本のシンボル富士山が世界遺産となり、また、2020年のオリンピック・パラリンピック開催地に東京が選ばれた年でした。これを契機に東京が変わる、日本が変わる、変えなければならないと皆さんも思われたと思います。特に、2020年のパラリンピックを成功させ、身体や精神に障害を持つ人をサポートし、特別視することなく過ごせるような日本の社会にしていくことは医学部・スポーツ健康科学部・医療看護学部・保健看護学部そして国際教養学部の5学部と3大学院研究科を有する順天堂の大きな使命だと思います。皆さんはこの日本の社会を支え、情報を世界に発信する重要なコア・パーソンになります。どうか、他人の意見を聞いて考え、そして自ら考えて行動する人間になってください。皆さんが学んだ知識、医学・医療、スポーツ、これを通して日本国だけでなく世界に貢献できるような人物になってください」と祝辞を贈られました。
 
式典では、卒業生総代(医学部:荒井雄太さん、スポーツ健康科学部:石坂真実さん、医療看護学部:中井理恵さん、保健看護学部:佐野裕記さん)に対して卒業証書が授与され、最後に各学部の卒業生総代により答辞が読み上げられました。
その後、小川理事長よりスポーツ健康科学部の最も優秀な成績を修めた選手としてスカッシュ部の杉本梨沙さんにスポーツ賞最優秀選手賞が授与され、式典は校歌斉唱の後に閉会となりました。

引き続き学部別に卒業証書授与、記念写真撮影、謝恩会が行われ、卒業生にとっては母校の思い出と新天地への期待に胸が膨らむ記念すべき一日になったことと思います。

医学部総代 荒井雄太さん

医学部 荒井雄太さんによる答辞

スポーツ賞最優秀選手賞 杉本梨沙さん

スポーツ賞最優秀選手賞 杉本梨沙さん

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