教育(理学療法学科) 学科紹介
医学部、病院、学科が一体となった教育と実習
本学科では解剖学や生理学の実習室をはじめ、学術メディアセンターなど医学部と共有する抜群の教育環境があります。 また、医学部教員による充実した授業や順天堂医院の理学療法士による実習指導、順天堂医院での臨床も兼務する学科教員による授業や実習指導といった医学部、病院、学科が一体となった教育指導体制により日本随一の教育指導を実践しています。

スポーツと医学、健康の関わりが学べる
本学科ではサッカー日本代表などスポーツ現場で活躍する教員のもと、スポーツや運動の障害に関わる理学療法を実践的に学ぶことができます。また、スポーツや運動の障害に関わる理学療法だけでなく、スポーツや運動と健康の関わりとして、予防医療や地域における健康づくりのためのスポーツや運動の重要性についても学びます。
大人数によるコミュニケーション促進と少人数ゼミナール
本学科は1学年120人という国内最大の定員を有します。大学時代に多くの友人に触れることは多様な価値観に触れるかけがえのないチャンスです。その一方で、少人数ゼミナールを1年次から4年次まで配置して積極的なディスカッションやグループワークを実施します。 このゼミナールでは学生6~10名に対し1名の教員が毎週細やかな指導を行います。大人数クラスと少人数ゼミの双方の特徴を最大限に活かして、医療人として必須のコミュニケーション能力を養うことができるとともに、学生同士が仲良く、明るい笑いが絶えない学生生活を送っています。

授業や海外研修による国際力養成
国際化とグローバル人材の育成を目指し、英語や医療英語という科目だけでなく、通常の授業でも、欧米やオーストラリアなどの海外留学経験や国際学会での発表経験を豊富に持つ教員が英語を取り入れた授業を行います。また、国際交流協定を締結した海外の大学からの実習生受け入れによる国際的なコミュニケーション育成、希望者への海外研修を行う予定です。

教員メッセージ
理学療法学科 学科長・教授
藤原 俊之

世界に通じる「質の高い理学療法士」を目指しましょう
画像診断や放射線治療は現代の医療に欠かせない分野であり、その技術・機器の進歩には目を見張るものがあります。これらの技術・機器を有効かつ適切に運用するのが診療放射線技師です。高齢化が進み、およそ半数の方が癌を患うと云われる現在、画像診断・放射線治療のニーズは高まるばかりです。このような背景のもと、順天堂大学に保健医療学部・診療放射線学科が誕生しました。
日々進歩するこれらの技術・機器への対応が求められる診療放射線技師には、基礎知識はもちろん高度な専門知識と技術、高い臨床能力と様々な問題に対応できる応用力が要求されます。高度な診療機器を扱う一方で、患者さんに直に接し、訴えを傾聴し対話するという役割もあり、コミュニケーション能力も求められるのです。
これら診療放射線技師の人材育成の要件と順天堂の理念である「不断前進」や学是「仁」は多くの共通点を有しています。ぜひ順天堂で共に学びましょう。
理学療法学科 副学科長・教授
高橋 哲也

かけがえのない4年間を充実した環境で!
大学4年間が人生の中でもかけがえのない4年間です。医療現場のすぐそばで、多くの仲間や医療関係者との交流を通して、理学療法士としての向上心や探求心、まごころの基盤を育む4年間にしてください。
東京都心、日本を代表する文教地域にある本郷・御茶ノ水キャンパスで、海外の提携校を通じた国際交流、質の高い教員との徹底的なディスカッション、医学生やオリンピアンと同じ設備での実習授業など、皆さんの好奇心の拡大は止まることはないでしょう。