就職・キャリア 教育職員免許法施行規則第22条の6に基づく情報の公表
Ⅰ.教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること
1.教員の養成の目標
大学全体の教員養成に対する理念
順天堂大学における教員養成の礎は、本学が医学塾を前身とすることにある。明治草創期、順天堂で研鑽した門人が、今日の医学医療へ繋がる先駆者として活躍したこともあり、順天堂には人材を養成する素地が開学以来あると言える。本学では、開学当初から培われてきた学是「仁」、理念「不断前進」、学風「三無主義」に基づき、国際性と社会貢献への使命感を身につけたグローバル市民を育成するとともに、健康総合大学の特色を生かし、教職課程カリキュラムにより、専門的知識・技能を獲得し、思考力・判断力・表現力を育成し、学びに向かう力・人間性の涵養を図り、これらを基盤とした実践的指導力を持った教員を養成することを目指している。
国際教養学部における教員養成の目標等
国際教養学部では、本学の教員養成の理念に基づき、持続可能な未来の創造に寄与できる「グローバル市民性」を涵養し、次のような教師の育成を目指している。
- グローバル市民として必要な国際的な教養に加え、文化を超えて活躍できるグローバル社会能力、異文化コミュニケーション能力、グローバルヘルスサービス能力を備え、地球的視野に立って行動する教師の育成を目指す。
- 英語でのコミュニケーションを通して、多文化多言語共生社会の構築に貢献できる実践的指導能力を備えた教師の育成を目指す。
- 教師として必要な使命感や責任感、教育的愛情等の育成を目指す。
2.目標を達成するための計画
Ⅱ.教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること
1.教員養成を運営・推進する教職課程センターを設置
順天堂大学では、学長のもと全学的な立場で教員養成を運営・推進する教職課程センターを設置している。また、国際教養学部では、教授会のもとに「教職に関する科目」の担当者で構成される教職課程委員会を設け、教職課程研究室で業務を行っている。全学的な教職課程センターとの連携協力のもと、国際教養学部の教員養成の特色を生かして教職課程を運営している。
2.各教員の学位及び業績
教授
准教授
講師
Ⅲ.教員養成に係る授業科目・講義概要
教職課程の授業科目一覧
Ⅳ.教員免許状(所要資格)取得者と就職状況
教員免許状(所要資格)取得者の状況
卒業年度 | 中学校・高等学校一種免許状(英語) |
---|---|
2024年度 |
33名 |
2023年度 | 12名 |
2022年度 | 18名 |
2021年度 | 10名 |
2020年度 | 19名 |
2019年度 | 13名 |
2018年度 | 8名 |
進路状況(教員への就職状況など)
卒業年度 | 教職課程履修者 (所要資格取得者) |
教員就職者 | 大学院等進学者 |
---|---|---|---|
2024年度卒業生 | 33名 | 12名 | 1名 |
2023年度卒業生 | 12名 | 6名 | 3名 |
2022年度卒業生 | 18名 | 6名 | 4名 |
2021年度卒業生 | 10名 | 5名 | 1名 |
2020年度卒業生 | 19名 | 5名 | 2名 |
2019年度卒業生 | 13名 | 2名 | 0名 |
2018年度卒業生 | 8名 | 0名 | 4名 |
Ⅴ.教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること
国際教養学部では、質の高い教員養成を目指し、以下のような取り組みを行っている。
- 全学的な教職課程センター及び教職課程委員会、教職課程研究室との連携
全学的な教職課程の運営方針のもと、国際教養学部の教職課程委員会だけでなく各委員会とも連携し、学生一人一人の情報を教職科目担当者のみならず学部の全教員が共有し、共通理解して、教職課程研究室を中心に共通実践を行っている。 - 教職ガイダンスの実施
入学時および毎年4月に「教職課程ガイダンス」を実施し、履修科目、諸手続きなど、それぞれの段階に必要な情報を提供し、達成すべき課題を明示し、「履修カルテ」を確認して、履修学生が学びのプロセスを確認できるようにしている。また、随時、教職課程研究室において個別相談・指導を行っている。 - 教職志望者への支援
教職課程研究室の教員が中心となり、教員採用試験対策講座や、指導案作成を含む模擬授業の指導、論作文指導、全国模試の受験など教職志望学生への支援を行っている。 - 学校体験活動・ボランティア活動の奨励・推進
文京区を中心とした近隣の区立中学校や教育委員会と連携し、学生が学校ボランティア活動などに参加して体験活動ができるよう奨励し推進している。 - 全教育実習校への巡回指導の実施
教育実習を依頼した全学校に本学教員を派遣して巡回指導を行い、実習校の指導担当者と学生の学修状況を把握し共有しながら実習生の指導・助言にあたっている。