教員紹介 教員詳細

小暮 実徳 先任准教授(こぐれ みのり)

担当授業科目:世界近現代史

独自の歴史学的「視点」を養い、過去のある出来事について史料・資料調査に基づき、新たな解釈・可能性・方向性を提示する。「実学としての歴史学」を実践し、よりよい社会への貢献を目的とする。  

現在・未来に通用する歴史学研究を目指す。それには現在の「常識」に基づく独自の歴史学的「視点」から、過去のある出来事を史料・資料調査により、その新たな解釈・可能性・方向性を提示し、よりよい社会への貢献に寄与する。授業内容はテキスト調査に基づく、プレゼンテーション・ディスカッションである。 歴史学は、過去を単に解釈する学問ではなく、また過去を面白おかしく、現在とは大きく異なる、ある事象を取り出すものでもない。  

人間間で生じた出来事を、現在との文化・慣習的差異を理解しながら、同じ人間として共有できる諸点を見出し、問題の新しい解釈・結論を導き出す。その作業から、現在の類似する諸問題への解決策を提示する。これこそが、現在求められる、「実学としての歴史学」である。

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