学部紹介 国際医療人養成プログラム
履修証明プログラムとは
2007年の学校教育法の改正により、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校(以下「大学等」という。)における「履修証明制度」が創設されました。これは、大学等の積極的な社会貢献を促進するため、社会人等の学生以外の者を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム(履修証明プログラム)を開設し、その修了者に対して学校教育法に基づく履修証明書(Certificate)を交付する制度です。
本学の履修証明プログラム
国際医療人養成プログラム (2025年度)
日本の医療のグローバル化が進むなかで、外国人患者さんの医療ニーズに応えるため、外国の医師免許を持つ医師に対して、日本の医師養成のための医学教育を施し、日本の医師免許取得に必要な知識を習得させ、国際的な視野を有する医療人を育成することを目指します。
<お知らせ>
・2025.4.15 2025年度の募集要項等を掲載しました。
・2025.4.21 よくある質問(Q&A)の項目を設けました。
<2025年度 募集概要>
履修期間 | 2025年8月1日から2026年1月31日 |
---|---|
講義数 | 65講義(65時間) |
講義日程 |
・基本的に毎週水曜日 16:00~18:00 ・8月から10月の毎週木曜日(16:00~18:00)には、日本語診療能力調査受験者を対象とする対策講座を別途実施する(参加は任意とする)。 |
場所 | 本郷・お茶の水キャンパス内の教室 |
学費等 |
入学金 30,000円、受講料 200,000円 |
募集人数 | 100名 |
内容 | 医学部講義の視聴(録画)、国家試験対策セミナー(対⾯、オンライン)、ワークショップ等で構成される総時間数65時間のプログラム |
対象者 | 内外国の医師免許を取得し、日本で医師国家試験を受験する予定の者で、厚生労働省の医師国家試験受験資格認定の基準を満たす者 |
出願資格 | 以下のいずれかに該当し、⽇本で医師国家試験を受験する予定の者。 (i) 学校教育法第83 条に定める⼤学において、医学の正規の課程を修めて卒業した者 (ii) 外国の医学校を卒業し、⼜は外国において医師免許を得た者のうち、厚⽣労働省の医師国家試験受験資格認定の基準を満たす者 (iii)外国籍の⽅は、⽇本語で実施する医師国家試験対策講義等を理解できる⽇本語能⼒があること。 |
出願期間 | 2025年4⽉25⽇(⾦)~5⽉23⽇(⾦) (合格発表:6⽉27⽇(⾦)予定) |
選考方法 |
・出願書類による書類審査と⾯接審査を実施します。 ・⾯接予定⽇: 2025 年6 ⽉10 ⽇(⽕)または6 ⽉17 ⽇(⽕) ・面接予定時間: 9:00〜19:00 予定(⽇本時間) ・1名あたりの面接の所要時間:約10分 ・「対面」または「ZOOM」で実施します。詳細は申し込み締め切り後案内します。 |
出願登録および出願書類提出 |
[注意事項] [手順] ※募集要項(10)出願登録および出願書類提出をよくご確認ください。 [募集要項、出願書類等の書式] 募集要項2025(07)
[オンライン登録・書類提出フォーム] |
備考 |
・[外国籍の方へ] 本プログラムの受講を事由とした在留資格の取得はできませんので、ご注意ください。 ・[本学大学院生・研究生の方へ] 出願の際には、現所属分野(講座・研究室)の主任教授に本プログラム参加の了解をもらい、「推薦状(様式自由/A4・1枚)」を追加でご提出ください。(※総合診療科所属の方は推薦状は不要です。) |
よくある質問(Q&A) | -------------- Q1:現在、海外在住の場合、現住所と携帯電話番号はどのように記入すればよいか。 A1:現在お住いの海外の住所、海外で使用している携帯電話番号を記入してください。 -------------- Q2:本学大学院生が提出する所属講座からの推薦状はどのように提出すればよいか。 A2:出願書類を1つのPDFファイルに結合する際の最終ページに追加してご提出(アップロード)ください。 -------------- Q3:願書の下部にある「教授」欄はどのようにすればよいか A3:「教授」「国際交流センター」「事務長」「医学部長」の欄は大学の事務局が使用する欄ですので、何も記載する必要はありません。太枠内のみ記入してください。 -------------- |
お問い合わせ先 | 〒113-8431 東京都文京区本郷2-1-1 順天堂大学国際交流センター 電子メール: juic@juntendo.ac.jp TEL:03-3813-3111(代表) |
過去の参加者の声 |
日本で医師として働くことは、難しいことのように聞こえるかもしれません。私の両親は日本人とはいえ、私自身はボリビアで生まれ育ちました。漢字をゼロから学び、社会のルールや日本文化を身に着けるのには苦労しました。初めて日本に来たときは、国家試験についての必要な情報を十分に得ることができないのではないかと怖くなり、疲れて果てていました。しかし、順天堂大学で、私は落ち着いて正しい道を歩んでいると感じられる場所を見つけました。素晴らしい先生方や同じ境遇の他の国の仲間に出会う機会を与えてくれました。国家試験前はもちろん、試験後も様々な面でサポートしてくれました。私は順天堂大学に喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。このプログラムによって、より多くの海外からの医師がこの素晴らしい国で働き、医療分野のプロフェッショナルとして成長し続けられることを願っています。 (ボリビア, 2022)
私はハンガリーの医大を卒業、7月に帰国して翌年2月に医師国家試験を受験しました。 (ハンガリー, 2022) |