臨床検査学科 STUDENT VOICE

新しい環境で広がる学び。専門分野を見つけるための1年目
臨床検査学科に進学を決めた理由を教えてください。

元々、生物と化学の自然科学系に非常に興味を持っていました。大学で学ぶ内容はこの2つが良いと思っていましたが、同時に医療従事者である母の影響により医療についても興味を持っていました。この気持ちを軸に大学や仕事を調べていくうちに、医療における様々な検査のために、生物と化学の両方が非常に関わってくる臨床検査技師を知り、この分野への進学を決めました。

臨床検査学科で何を学び、どのように成長したいと考えていますか?

私が興味を持っているのは生物、化学であるため「臨床化学」や「微生物学」を特に主体的に学び、この分野に専門的な知識を持ちたいと考えています。また、この2つの分野にはデータがつきものであり、これを客観的に分析できる能力も必要であるため、「統計学」にて、データを正しく読み取り分析する力を同時に身に付けたいと思います。

1年次の印象に残った授業について教えてください。

「微生物学」が非常に印象に残っています。微生物は人の手で培養できる種類が多く、その一生を観察することができ、微生物の産生物質による分類や菌特有の特徴を用いた観察法など、多岐に渡るので、難しい内容も多いですが、生物が好きな私にとってはまさに大学で学びたかった内容で、とても印象に残っています。

臨床検査学科の学びの環境はいかがですか?

臨床検査学科のある浦安・日の出キャンパスは設備が非常に新しく、良い環境で、授業や実習を受けることができ、とても良いと思います。また校内にはラーニングコモンズと呼ばれる多用途なスペースが充実しており、友人と歓談したり、自習に使うことができるのも魅力に感じています。

今後取り組みたいことや、将来の目標を教えてください。

将来、何かに専門性を持った臨床検査技師になることを目指しています。ですが、今現在興味がある微生物学だけでなく、病理学にも興味があるため、両方の知識と技術を身に付けていく中で、自分に合った学問を選択していきたいと考えています。

★20260114-DSC00038(850)2025年入学/森下 裕太 さん
(長野県 出身)
知識と技術を積み重ねて。幅広い分野に挑戦する2年目
臨床検査学科に進学を決めた理由を教えてください。

臨床検査学科に進学を決めた理由は、医療に関わる仕事の中でも、客観的なデータを通して患者さんを支える点に魅力を感じたからです。検査結果は診断や治療方針の決定に直結し、医療の根拠となる重要な役割を担っています。その責任の重さと同時に、正確性が求められる専門性の高い仕事にやりがいを感じました。また、検体検査や生理検査など幅広い分野に携われる点にも惹かれました。病気は治すものではなく、病気にならないようにすることが大切だと考え、予防や早期発見に重要な役割を果たす臨床検査学科を志望しました。

2年次の印象に残った授業について教えてください。

2年次で特に印象に残っている授業は、『臨床化学Ⅱ』の講義と『病理検査学実習』です。『臨床化学』では、代謝や人体の仕組みを数値や反応の流れとして学ぶことで、検査結果がどのように身体の状態を反映しているのかを体系的に理解できる点が面白いと感じました。単なる暗記ではなく、原因と結果がつながることで理解が深まり、学ぶ意欲も高まりました。
また、『病理検査学実習』では、染色などの操作を「なぜ行うのか」「どのような原理で結果が得られるのか」を考えながら取り組むことができました。検査が実際にどのように診断に役立つのかを具体的にイメージでき、臨床検査技師としての役割を実感できた授業でした。

今後、さらに学びたい分野について教えてください。

今後さらに学びたい分野は、生理検査や遺伝子関連分野を含む幅広い検査分野です。現在は国家試験対策を少しずつ進めながら、心電図検定や遺伝子分析科学認定士の取得に向けた勉強にも取り組んでいます。特に心電図では、波形の意味を理解することで患者さんの状態を把握できる点に魅力を感じました。
一方で、顕微鏡で観察した細胞や組織を見分けることには苦手意識をもっていますが、将来必要不可欠な力だと考え、積極的に学習しています。苦手な分野から逃げずに向き合い、理解を深めることで、より対応力のある臨床検査技師を目指したいです。

臨床検査学科の魅力を教えてください。

臨床検査学科の魅力は、実習を通して実践的な知識や技術を身につけられる点です。座学で学んだ内容を実習で確認し、実際の検査操作として体験することで、理解がより深まると感じます。特に、自分の操作一つで結果が変わることから、責任感と同時にやりがいも強く感じることができます。
また、検査結果が診断や治療方針の決定に関わるため、医療の一端を担っているという実感を持ちながら学べる点も魅力です。知識と技術の両方をバランスよく習得できることが、臨床検査学科ならではの強みです。

大学の学びを通して自分が成長したと感じる点を教えてください。

大学での学びを通して、自分なりの学習方法を見つけられた点が成長したと感じています。専門科目が増える中で、ただ覚えるのではなく、仕組みや流れを意識して学ぶことの大切さに気づきました。また、部活動やアルバイトと学業を両立する中で、時間管理能力や継続力も身についたと感じます。さらに、後輩ができたことで責任感が芽生え、行動や発言に対して以前よりも意識するようになりました。実習やレポートを重ねる中で、正確で分かりやすいレポート作成の力も養われ、社会人として必要な基礎力が身についたと感じました。

将来の目標を教えてください。

将来の目標は、病院で働く臨床検査技師として、幅広い分野に対応できる存在になることです。現時点では特定の分野に絞りきれてはいませんが、だからこそどの検査にも柔軟に対応できるオールマイティな技師を目指したいと考えています。
検査結果は患者さんの診断や治療に直結するため、正確性はもちろん、常に知識と技術の向上を意識することが重要だと考えています。さまざまな検査を経験しながら信頼される臨床検査技師となり、医療チームの一員として貢献していきたいです。

★20260114-DSC09986(850)2024年入学/今津 結梨 さん
(東京都 出身)
学びをつなげ、病態を読み解ける臨床検査技師をめざして
これまでの学びを通して、臨床検査技師としての目標や考え方はどのように変化しましたか?

1年次は、正確な検査結果を出すことが最も重要だと考えており、また、各科目を別々に勉強していました。そのため、科目間のつながりや、検査結果が臨床でどのように活用されるのかについて深く考えることができていませんでした。
しかし、2・3年次になり、臨地実習や大学での実習を行う中で、臨床検査技師には正確な検査結果を提供するだけでなく、その検査結果が示す病態や治療方針を理解した上で検査に関わることが求められると実感しました。
そのため、現在は、各科目を別々に学ぶのではなく、内容を関連づけて理解することで、検査結果から病態をしっかりと考えられるようになりたいと思っています。

3年次で特に力を入れて取り組んでいる専門科目について教えてください。

3年次では、細胞診学に特に力を入れて取り組みました。この授業を通して、細胞診は組織診と比べて患者さんへの侵襲が少なく、繰り返し検査を行うことができるため、がん検診をはじめとした、がんの早期発見に有用であることを学びました。また、この授業では、講義だけでなく、細胞診の標本の染色や鏡検などの実習も行うため、細胞診に必要な基本的な技術を身につけることができます。実習では、実際に顕微鏡を用いてがん細胞を観察したことで、がん細胞の形態的な特徴を理解することができました。

臨地実習(3年次後期)で学んだことや成長した点を教えてください。

臨地実習では、各部門における検査の見学および実習を通して、臨床検査技師が各部門で担っている業務内容を学ぶことができ、大学で学んだ知識や技術が、実際の現場においてどのように活かされているのかを理解することができました。
また、実習前は患者さんに対する接遇に不安を感じていましたが、生理機能検査室で実際に患者さんに検査を行ったことで、話す速さや声のトーンなど、患者さんに安心して検査を受けていただくために配慮すべき点について学ぶことができました。

ゼミナール活動で取り組んでいる内容と、その学びについて教えてください。

私は病理検査分野を専門とするゼミナールに所属しています。ゼミナール活動はこれから本格化する段階であるため、現時点では具体的な研究テーマは決まっていません。
現在は、2年生の実習に参加し、実習で使用する標本の準備や臓器の構造や特徴の説明を行っています。これらの活動を通して、病理検査における基礎的な知識や手技が身についてきていると感じています。

臨床検査技師を目指すうえで現在取り組んでいる学び、将来深めたい分野を教えてください。

将来は病理検査分野を専門としていきたいと考えているため、病理検査学や組織学を中心に学習に取り組んでいます。
また、国家試験対策として、苦手意識のある科目の復習や、過去問の演習にも取り組んでいます。

臨床検査学科の学びの環境について、魅力だと感じる点を教えてください。

先生方との距離が近く、授業や実習の中で分からないことがあったときに質問がしやすい環境が整っている点が魅力です。また、質問に対しても親身になって丁寧に説明していただけるため、疑問をそのままにすることなく、安心して学習に取り組むことができます。

★20260114-DSC00011(850)2023年入学/津田 泉 さん
(東京都 出身)

検査値の“背景”を読み解く力を。臨床化学で見つけた学びの面白さ
臨床検査学科で特に関心を持って取り組んだ学びについて教えてください。

私が臨床検査学科で特に関心を持って取り組んだのは臨床化学です。血液や尿などの検体から得られる数値データをもとに体内の状態を評価する点に興味を持ちました。単に数値を覚えるのではなく、その変動の背景にある病態を考えることに面白さを感じました。肝機能や腎機能検査などの項目を学ぶ中で、複数の検査値を組み合わせて患者さんの状態を推測できる点に臨床検査の奥深さを感じ、検査データを正確に読み取る臨床検査技師の重要性を実感しました。

特別研究の題名と指導教員、研究内容について教えてください。

題名:「女子大生の朝食内容が集中力に与える影響」  
指導教員:久保野勝男 先生
研究内容:  
女子大学生を対象に、朝食内容が集中力に与える影響について検討しました。日本で一般的な朝食である米食とパン食を摂取した場合の血糖値の変化を測定し、クレペリン検査を用いて食後の短期的な集中力の変化を評価しました。これらの結果を比較し、朝食内容が集中力に与える影響について考察しました。

研究の面白さや研究を通して成長した点を教えてください。

研究を進める中で、限られた期間と予算の中で一から研究計画を立てることの難しさを実感しました。特に、研究条件の設定では、どのように比較すれば適切に結果を評価できるのか悩むことも多くありました。指導教員と相談しながら試行錯誤を重ねることで、研究を進めるうえでの計画性や論理的に物事を考える力が身についたと感じています。

就職先を決めた理由と、そこに魅力を感じた点(現場・教育体制・専門性など)を教えてください。

就職先:順天堂大学医学部附属順天堂医院
臨床検査技師として働く中で、技術を身につけるだけでなく専門的な知識も深めていきたいと考えていました。そのため、幅広い検査を行っているかどうかを就職先を考えるうえで大切にしていました。説明会や見学に参加した際には、実際の検査体制や職場の雰囲気を知ることができ、さまざまな検査に関わりながら学んでいける環境であると感じました。また、職員の方々の雰囲気も良く、働きながら成長していける職場であると感じたことが印象に残っています。

就職先で深めたい分野、あるいは今後の学びで期待していることを教えてください。

現在は超音波検査に興味があり、今後さらに知識と技術を深めていきたいと考えています。超音波検査は患者さんと直接関わりながら行う検査であるため、技術だけでなく安心して検査を受けてもらえるような対応力も身につけたいと思っています。実務を通して経験を積み、将来的には認定資格の取得を目標に専門性を高めていきたいと考えています。

将来の目標について教えてください。

大学での学びや臨地実習を通して、検査結果が診断や治療に大きく関わっていることを実感しました。将来は、検査結果の先にいる患者さんを意識しながら、診療に役立つ質の高い検査を提供できる臨床検査技師として活躍することが目標です。知識と技術の向上に努めながら経験を積み、特に興味のある超音波検査の分野で専門性を高めていきたいと考えています。

★20260114-DSC00004(850)2022年入学/幅 ななみさん
(東京都 出身)
順天堂大学医学部附属順天堂医院 内定