研究科紹介 高橋哲也 研究室 Takahashi Lab
研究のコンセプト
内科、外科ともに入院による身体機能の低下は退院後の介護度や健康寿命に大きく影響することから、入院による身体機能の低下を最小限に抑えることに加え、身体機能が十分に回復しないまま退院した場合であっても、回復期から維持期・生活期にかけて身体機能の低下を克服するリハビリテーションを継続して行うことが重要で、そのシステムの構築は喫緊の課題である。特に日本では患者の高齢化や退院後の精神的不安、物理的距離などの要因から、外来通院の困難さが依然として存在し、通院型の外来心臓リハビリに代わる新しいリハビリモデルの開発は急務となっている。
教員の主な研究テーマ
- 内部障害患者のフレイル対策
- Hospitalization Associated Disability予防
- 再発・再入院・要介護度悪化予防
- 遠隔心臓リハビリテーション
- バーチャルリハビリテーション機器開発
- 難渋する症例に対する理学療法の効果検証
など
担当学生の研究テーマ例
- 入院関連能力低下と入院中の身体活動量の関係について
- 末梢磁気刺激が循環動態に及ぼす影響
- 高齢肺がん患者の骨格筋量と身体機能の関係
など
Labメンバー
- 稲葉亮太(修士2年)
- 上野順也(修士2年)
- 越善健(修士2年)
- 岡野圭祐(修士1年)
- 尾池健児(修士1年)