次世代がん医療を担う多職種人材養成プラン 次世代がん医療を担う多職種人材養成プラン

医学が発展した現在においても、がんは日本人の死因の第1位で全体の1/3を占める難治性疾患であり、その克服は国全体を挙げて解決すべき課題の一つです。2023年3月に発表された第4期がん対策推進基本計画では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」という目標のもと、「がん予防」、「がん医療」、「がんとの共生」における具体的な課題を挙げ、がん医療の質の向上を目指しています。そして「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」はこれら課題を克服するための人材養成プログラムになります。

順天堂大学は、東京医科歯科大学が拠点となって7大学で形成した「次世代がん医療を担う多職種人材養成プラン」に加わり、各大学の英知を結集して連携しながら「がん医療専門人」の養成を行って参ります。本プランでは、患者のニーズに合ったきめ細やかな医療提供体制のために①がん医療の現場で顕在化している課題に対応する人材、医療ビッグデータやAI技術を利用して先手を打つ②がん予防の推進を行う人材、そしてゲノムデータや新規技術を利用した③新たな治療法を開発できる人材の養成を行っていきます。

一緒にがんを克服できる社会作りを目指す皆様の参加をお待ちしております。