薬学研究科 Graduate School of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences

順天堂大学大学院薬学研究科(博士課程)
令和8年4月開設予定

超高齢社会の進展と医療の高度化に伴い、薬剤師には高い倫理観と専門性、さらに臨床薬学の研究能力が求められています。しかし、EBM(Evidence-based Medicine; 根拠に基づく医療)に基づいた発言力や専門薬剤師の育成体制には課題があり、臨床と研究の両面を備えた“pharmacist-scientists”の育成が必要とされています。
また、生命科学の進展により新たな創薬モダリティが登場し、それに対応するには臨床現場を理解した実践的な薬学研究者の育成が不可欠です。
順天堂大学は総合健康大学院大学としての医療・教育・研究の連携体制を有し、本研究科ではその強みを活かし、高度な専門性・教養・国際性を備えた人材の育成を目指しています。2つの教育コース(先進薬学研究コース・臨床薬学研究コース)を設け、創薬研究者や臨床薬剤師、教育・研究分野で活躍できる薬剤師の育成を推進しています。

薬学研究科薬学専攻には3つの専門領域を置き、各領域に所属する指導教員が、担当する研究分野において講義や演習を通じて高度な専門的知識の修得を促すとともに、各学生の研究テーマに即した個別指導を行います。