本郷高等学校・湘南白百合学園高等学校(2025年7月29日)

― 臨床検査体験を通じて医療の本質に触れる ―

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7月29日(火)、本郷高等学校および湘南白百合学園高等学校の生徒36名を迎え、高大連携イベントを開催しました。本学が二校合同で受け入れる形式は今回が初めてであり、生徒同士の交流を交えながら、大学の学びを身近に感じる貴重な機会となりました。

■講演 ― 医療の多様なキャリアと臨床検査の重要性
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イベントは大学からの歓迎挨拶に続き、臨床検査医学講座の教員による講演が行われました。

上原由紀先生は、新型コロナウイルス感染症を例に臨床検査の重要性を具体的に解説しました。

堀内裕紀先生は、学生時代から臨床検査医となる現在までの歩みを紹介し、医師のキャリアの多様性を伝えました。

福島理文先生は、循環器内科医・スポーツドクターとしての経験を交えながら、医療が果たす社会的役割を語りました。

いずれの講演も、生徒たちが医療の世界をより鮮明に描くことができる内容でした。

■実習 ― ローテーション形式で「本物の医療」を体験
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講演後には、体験実習の基礎知識解説が行われ、医療における検査の意義を理解した上でローテーション形式の実習に臨みました。

▼化学生物実験室(臨床検査体験)
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生徒たちは血漿、微生物、尿定性の3つの検査ブースを順に巡り、検査診断の基礎に触れました。また、今回は特別に、臨床検査部の見学にも行くことができました。医療現場で使用される高度な検査機器の運用を間近で見学し、医療の現場を支える“縁の下の力持ち”である検査部門の役割を学びました。

▼シミュレーションセンター
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シミュレーションセンターでは血液検査や心臓超音波検査の模擬体験を実施。専門機器の操作に真剣に取り組む姿が印象的でした。

▼日本医学教育歴史館(クイズラリー)
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医学の歴史をクイズ形式で学ぶアクティビティでは、学校を越えて自然と協働が生まれていました。

■生徒の姿勢 ― 主体的に学び合う二校合同の力
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本郷高等学校・湘南白百合学園高等学校の生徒たちは、講演・実習ともに非常に積極的で、医療への高い関心が随所に表れていました。初めての二校合同開催にもかかわらず、生徒同士が協力し合いながら取り組む姿が印象的でした。

■まとめ ― 医学への第一歩を踏み出す時間に
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講演や実習を通じて医療の多様な専門領域への理解が深まり、大学での学びを具体的にイメージする契機となりました。今回の経験が、生徒一人ひとりの進路選択や医療への志をさらに育むきっかけとなることを願っています。
順天堂大学は今後も、未来の医療を担う高校生の育成のため、高大連携事業を積極的に展開してまいります。