佐久長聖高等学校(2025年7月30日)
佐久長聖高等学校×順天堂大学 高大連携イベント開催!
7月30日(水)、佐久長聖中学・高等学校の皆さんが順天堂大学までバスに乗ってきてくれました。今回は、医学部・保健医療学部・国際教養学部に興味のある生徒が10人ずつ参加して、三学部同時開催での高大連携でした。その中の、医学部での高大連携にフォーカスしてレポートいたします。
■医師になるって大変?現役医師が語るリアルな道のり
はじめに、上部消化管外科学の吉本雄太郎先生の講演から始まりました。「カタい感じではなく、リラックスして聞いてほしい」という前置きから始まった吉本先生の講演は、ポップなスライドを用いながら、医師を目指した理由や学生時代、現在の生活について、「リアルに」語ってくださいました。中高生にも分かりやすい話で、講演が終わったあとの休憩時間にも質問に行く生徒が絶えませんでした。


■最新の医療体験に興味津々!
シミュレーションセンターでは、ダヴィンチ手術体験、腹腔鏡手術体験、電気メス体験、縫合体験を行いました。電気メス体験では実際にメス先に電流が流れるので、実技に取り組む顔は真剣そのもの。縫合体験ブースでは縫合が早めに終わった生徒向けに、糸結び体験も行いました。縫合も糸結びも、繊細さとスピードが問われる作業です。中高生は慣れない指使いに戸惑いながらも、体験を楽しんでいました。


■おわりに
今回の高大連携は約2時間という短い時間でありながら、終始笑顔と歓声の絶えないとてもに充実したものとなりました。吉本先生の講演、シミュレーションセンターでの体験を通して、佐久長聖中学・高等学校の皆さんがより一層医学への興味を深めてくれたら幸いです。今後も、順天堂大学の高大連携事業にご注目ください。

