韮山高等学校(2025年8月19日)
韮山高等学校×順天堂大学 高大連携イベント開催!
8月19日(水)、韮山高等学校の皆さんが順天堂大学に訪れました。同校は、順天堂大学附属静岡病院と同じ静岡県伊豆の国市に位置し、静岡病院での病院見学等を通じて地域医療への理解・関心を深めています。今回は、本郷・お茶の水キャンパスでの半日についてレポートします。
■先輩医師2人からの熱いエール
今回は2名の先生が韮山高等学校の皆さんのために講演を行いました。
最初に登壇したのが、医学教育研究室・上部消化管外科学の折田創先生です。折田先生は韮山高等学校のOBでもあり、順天堂大学での海外実習や静岡病院での勤務経験の話は、韮山高等学校の生徒たちにとってより身近なものとして感じられたこと思います。


次に登壇したのは、折田先生と同じく上部消化管外科学の吉本雄太郎先生です。吉本先生は先日の佐久長聖高等学校との高大連携でも登壇くださいました。実際の手術の動画を示しながら、外科医としての大変さややりがいについて語っていただきました。
■最新の医療体験に興味津々!
シミュレーションセンターでは、ダヴィンチ手術体験、腹腔鏡手術体験、電気メス体験、縫合体験を行いました。最新の医療技術に直接触れることで、生徒たちは医師の高度な技術や集中力の必要性を体感しました。真剣に取り組みながらも笑顔があふれ、とても充実した時間でした。


■日本医学教育歴史館での謎解きワーク「明治時代のブラックジャック」
次に、生徒たちは日本医学教育歴史館を訪れました。ここには解体新書の原本など、医療にまつわる歴史的価値のあるものが多数展示されています。
ここでは「明治時代のブラックジャック」という謎解きワークに挑戦。ひらめきと知識をフル活用しながら進める必要があるので、生徒たちは互いに協力しながら取り組んでいました。


■現役医学部生との交流会
プログラムの最後は現役医学部生との交流会です。この日来てくれたのは1年生の2人。昨年まで受験生だったということで、受験勉強など、生徒が不安に感じる部分について的確にアドバイスをしていました。
半日を通して、とても多くのプログラムを体験し、生徒の皆さんから「濃密な半日だった」との感想をいただきました。
今後も、より充実した高大連携プログラムにチャレンジしていきます。

