洛星高等学校(2025年8月23日)

洛星高等学校×順天堂大学

■開会と大学紹介

8月23日の午後、洛星中学・高等学校において順天堂大学との高大連携プログラムが開催されました。開会のあいさつに続いて、順天堂大学に在籍する学生を交えた大学紹介が行われ、参加した生徒たちは、大学での学びや学生生活の実際について直接耳にすることができました。医学部進学を志す生徒にとっては、自身の将来像をより具体的に描くきっかけとなった様子でした。

■内藤俊夫教授の講演 ―災害医療と使命感

続いて登壇したのは、順天堂大学総合診療科教授の内藤俊夫先生です。多くの災害現場での経験を踏まえ、講演は「誰かの役に立つ」という言葉を中心に展開されました。特に3.11東日本大震災での活動を振り返りながら、社会貢献に向けた意思決定の過程や、現場でのリーダーシップの重要性について熱く語りました。聴衆は、医師としての使命感と責任を強く意識する機会を得たようです。

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■MEdit Lab授業 ―多職種連携を学ぶ

講演に続いて行われたのは、順天堂大学MEdit Labによる授業です。医療現場に欠かせない「多職種連携」をテーマに、カードゲーム形式での学習が実施されました(詳細はリンク先参照)。生徒たちはゲームを通じて、医師だけではなく看護師、薬剤師、リハビリ専門職など多様な職種が協働することの大切さを体感しました。

■終わりに

本プログラムは大変充実したものであり、何よりも参加者にとって「楽しい時間」となりました。医療への関心や志をさらに深める貴重なきっかけとなり、参加した生徒たちの表情には高揚感があふれていました。

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