暁星高等学校(2025年11月14日)

暁星高等学校×順天堂大学

■医学の原点を学ぶ ― シミュレーション体験と講演で深まる志

11月14日の午後、暁星中学・高等学校の生徒を対象に、順天堂大学との高大連携プログラムが開催されました。当日の様子を小川尊資がレポートします。開会のあいさつに続いて、まずは順天堂大学シミュレーションセンターでの体験実習が行われました。

20251114_gyousei-1
20251114_gyousei-2

生徒たちは、実際の医療現場を再現した環境の中で、エコー(超音波検査)などの手技体験を通じて医師の技術を学びました。初めて触れる医療機器に戸惑いながらも、真剣な眼差しで取り組む姿が印象的でした。また、同時開催された医学歴史館でのクイズラリーでは、古代から現代に至る医学の発展を楽しく学び、医学が社会に果たしてきた役割を実感しました。

■「誰かの役に立つ」― 内藤俊夫教授の講演

続いて、総合診療科の内藤俊夫教授による講演が行われました。テーマは「誰かの役に立つ」。
内藤教授は、多くの災害現場での経験をもとに、医療の現場でリーダーシップを発揮することの重要性を熱く語りました。特に、3.11東日本大震災での活動を振り返りながら、社会にどう貢献するかを自ら考え、行動してきた道のりを紹介。医師としての使命感や人としての責任の重さを伝えました。
さらに、近年のコロナ禍での経験についても触れ、困難な状況下でも「誰かのために働く」ことの尊さを強調しました。生徒たちは真剣に耳を傾け、医療への関心と志を一層深めた様子でした。

20251114_gyousei-3
20251114_gyousei-4
■OBとの懇談 ― 順天堂ライフを知る

プログラムの締めくくりには、暁星出身の順天堂大学在学生・OBが登壇し、大学での学びや学生生活、医師を目指すうえでの心構えについて語りました。参加した生徒たちは、先輩の体験談に触発されながら、将来への期待を膨らませていました。会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、世代を超えた交流の場となりました。
今回のプログラムを通じ、生徒たちは医療の奥深さと「人の役に立つ喜び」を体感する貴重な時間を過ごしました。今後の順天堂大学の高大連携事業にも、どうぞご注目ください。

20251114_gyousei-5
20251114_gyousei-6