5章 女性アスリートの身体の特徴と栄養・食事管理

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下図は、エネルギーの摂取と消費のバランスについて示したものです。
図中のA~Dに当てはまる正しい組み合わせを選んでください。
身体のエネルギーの摂取と消費のバランス
A. 消費 B. 摂取 C. 食事 D. 基礎代謝 A. 消費 B. 摂取 C. 基礎代謝 D. 食事 A. 摂取 B. 消費 C. 食事 D. 基礎代謝 A. 摂取 B. 消費 C. 基礎代謝 D. 食事
正解「A. 摂取 B. 消費 C. 食事 D. 基礎代謝」
[解説] 体重は、エネルギーの摂取量と消費量のバランスで変動します。食事によるエネルギー摂取量が、基礎代謝量と身体活動量を合計したエネルギー消費量を上回れば、体重は増加傾向と考えることができます。
激しい運動をしているアスリートほど、食事によるエネルギー摂取量よりもエネルギー消費量の方が上回る可能性が高くなります。身体は食事から不足したエネルギーを(  )で補おうとします。
(  )に当てはまるものを選んでください。
水分 血液 カルシウム 体脂肪
正解「体脂肪」
[解説] エネルギー摂取量が不足した状態では、身体は体脂肪を消費してエネルギーにします。アスリートとして本格的に練習を始めると、最初のうちは体脂肪が消費されていきます。
体脂肪が減少し、エネルギー摂取量不足を体脂肪だけでは補うことができなくなると、身体は(A)などを下げて、少ないエネルギー量でも動けるように適応しますが、そのような身体を「(B)な身体」と呼びます。
A、Bそれぞれに当てはまる正しい組み合わせを選んでください。
A. 基礎体力 B. 省コスト A. 基礎代謝 B. 省エネ A. 基礎知識 B. 省電力 A. 基礎学力 B. 省資源
正解「A. 基礎代謝 B. 省エネ」
[解説] エネルギー摂取量不足を体脂肪だけで補うことができなくなると、基礎代謝などを下げて、少ないエネルギー量でも動けるように適応します。そのような身体を「省エネな身体」と呼びます。アスリートの多くが、この「省エネな身体」になっていると考えて良いでしょう。
アスリートのA選手は、シーズン期に1日3500kcalを消費していましたが、オフ期に運動量が減ったことで1日3000kcalの消費になりました。一方、エネルギー摂取量は変わらず3000kcalです。
省エネな身体のアスリートは、1日何kcalが余分なエネルギーになっていると考えられますか?
該当するものを選んでください。
アスリートのカロリー消費(問題)
0kcal 500kcal 1000kcal 1500kcal
正解「1000kcal」
[解説] シーズン期は1日3500kcalの消費を3000kcalの摂取でまかなっていたので、オフ期には省エネ量の500kcalが摂取オーバーになります。さらに、運動量も500kcal少なくなっているので、トータル1000kcalが余分なエネルギーということになります。
アスリートのカロリー消費(解答)
余分なエネルギー摂取量は、体脂肪として身体にため込まれます。体脂肪1kgは約何kcalに相当するでしょうか?
5000kcal 7000kcal 9000kcal 10000kcal
正解「7000kcal」
[解説] 体脂肪1kgは7000kcalに相当します。「省エネな身体」で1日1000kcalずつエネルギー摂取オーバーが続くと、1週間で7000kcalが摂取オーバーとなり、体重が1kg増えることになります。
血液中の赤血球は、酸素を全身へ運ぶ働きのある( A )を含んでいます。( A )濃度が、女性で( B )g/dl未満、男性で( C )g/dl未満になることを貧血といいます。
A~Cに当てはまる正しい組み合わせを選んでください。
A. 酸素 B. 12.0 C. 14.0 A. ヘモグロビン B. 12.0 C. 14.0 A. 血小板 B. 16.0 C. 18.0 A. 白血球 B. 16.0 C. 18.0
正解「A. ヘモグロビン B. 12.0 C. 14.0」
[解説] 血液中の赤血球は、酸素を全身へ運ぶ働きのあるヘモグロビンを含んでおり、このヘモグロビン濃度が低下した状態を貧血といいます。また、赤血球のほとんど(約99%)はヘモグロビンなので、貧血は赤血球不足の状態ともいえます。
アスリートが陥りやすい「スポーツ貧血」があります。激しい運動を続けていることが原因で起こる貧血のことで、疲労感、食欲不振、倦怠感(けんたいかん)といった症状が出てパフォーマンスにも影響を及ぼします。
普段から、特に何の補給を心がけることが大切でしょうか。該当するものを選んでください。

塩分 カルシウム 鉄分 ビタミンA
正解「鉄分」
[解説] アスリートが陥りやすいスポーツ貧血は、貧血になる前段階の「鉄が不足した状態」や「エネルギーが不足した状態」で起こるもので、パフォーマンスの低下などが影響して現れます。鉄が不足すると赤血球が酸素とくっつくことができず、全身に十分な酸素が運ばれなくなるので、心肺持久性の低下などをもたらすのです。
貧血の原因は、鉄やエネルギーの摂取不足によって起こります。
貧血を起こさないために最も重要な食事のポイントを選んでください。
鉄分の多い食事 タンパク質の多い食事 ビタミンCの多い食事 バランスの整った食事
正解「バランスの整った食事」
[解説] 貧血の予防と改善のためには、バランスの整った食事(質と量ともに整った食事)を摂ることが重要です。鉄分、タンパク質、ビタミンCの摂取量が十分であっても、エネルギーとすべての栄養素が必要量を満たしていなければ、貧血の原因になります。
体内の鉄分には、血中のヘモグロビンと、(A)に蓄えられる(B)の2つがあります。
アスリートが現在貧血かどうか、もしくは今後(今は貧血ではないがその後)貧血になるかどうかは、(A)に貯蔵されている鉄分である(B)の数値を、病院などで検査することで把握できます。
A、Bそれぞれに当てはまる正しい組み合わせを選んでください。
A. 血中 B. ヘモグロビン A. 卵巣 B. エストロゲン A. 筋肉 B. グリコーゲン A. 肝臓 B. フェリチン
正解「A. 肝臓 B. フェリチン」
[解説] 身体が鉄不足の状態になってもいきなり血中のヘモグロビンが低下するわけではなく、まずは肝臓に予備として蓄えられている鉄、すなわちフェリチンの値が低下します。フェリチンの数値を測ることで現在貧血かどうか、もしくは今後貧血になる恐れがあるかを判断できます。
女性アスリートのフェリチン値は通常30~40ng/mlで、20ng/ml以下で鉄不足、(  )以下で貧血に陥り、走ることができなくなります。
(  )に当てはまるものを選んでください。
15ng/ml 12ng/ml 10ng/ml 8ng/ml
正解「12ng/ml」
[解説] 女性アスリートは、フェリチン値は通常30~40ng/mlで、30ng/ml以下で運動能力が低下し、20ng/ml以下で鉄不足、12ng/ml以下で走ることができなくなります。もし貧血と診断されたら対策をとる必要があります。
普段から、豚肉、牛肉、レバー、マグロ、カツオ、納豆、ひじきなど、鉄分を多く含む食材を積極的に摂取しましょう。
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