入局案内

当教室では入局者を募集しています。
Interventional oncologyは今後益々必要とされる、大きな可能性を持つ領域です。
私たちはinterventional oncology を中心とした集学的治療体系を構築し、がん治療のパラダイムシフトを引き起こしたいと考え、様々な取り組みをしています。
興味のある方は是非、見学や研修に来て下さい。放射線科や外科、腫瘍内科でキャリアを積まれた方も歓迎します。経歴や出身校、性別は問いません。
当教室の強み
世界をリードする肝がんアブレーション治療(ラジオ波治療&新世代マイクロ波治療)
第一に、肝がんアブレーション治療(ラジオ波治療:RFA&新世代マイクロ波治療:MWA)で世界一の症例数を持つ教授と、世界に誇る治療環境のもとで(IVO治療室は最新の治療機器と周辺設備を備え、専門スタッフを配備しています)豊富な症例と高度な技術に間近に接し、知識と技術を習得することができる教室です。
また、アブレーション技術の普及と発展のため、国内外のドクターに門戸を開いた国内版および国際版のIVO(RFA&MWA)トレーニングプログラムや、企業と組んだアブレーション初心者のためのハンズオンワークショップなどを実施しています。近年は海外からの短期および中期の研修者も多く、ともに切磋琢磨することで国際的にも最高レベルの技術を習得でき、世界の最新情報を得ることもできます。
IVOトレーニングプログラムについては「教室紹介」のページに詳しく記載されています。また、「医局ブログ」には、これまで実施した全ての回の様子が詳しく紹介されています。
多彩な手技を取得
消化器内科医としての基本手技である上下部内視鏡検査、腹部超音波検査を、順天堂医院や関連施設で習得できます。さらに、豊富な症例があるため、一段と高度な技術であるラジオ波焼灼術や新世代マイクロ波治療、ERCP、超音波内視鏡など肝胆膵領域の診断と低侵襲治療、血管造影などを、短期間で習得できることも当教室の強みです。
多彩な専門医資格の取得
消化器領域の様々な専門医資格の取得を積極的に支援しています。
例)
臨床研究での学位取得
市中病院ではなく大学病院に所属する意義の1つは、学位(博士号)が取れることです。数々の症例が集まる当教室では、豊富な臨床データを論文に活かすことができます。もちろん、国内外の研究機関と共同して基礎研究を行なうことも可能です。
研究に専念できるベッドフリー期間
大学院入学後の一定期間は、病棟業務を離れ、他業務を最小限に抑えた環境で研究に専念できます。こうした環境だからこそ、質の高い研究を行い3年間で学位を取得することも可能です。
大学院に入学しない場合は、専攻生として順天堂医院や関連病院に勤務しながら臨床、研究、教育を行ないます。
女性のキャリア形成サポート
最近は、女性の消化器専門医に対するニーズも少なくありません。当教室は女性医師のキャリア形成をしっかりバックアップします。医師不足のいま、女性が働き続けられる環境を整えることは教室としても最重要課題の一つです。消化器専門医としてのキャリアを、出産・育児の間も継続もしくは休職後再開できるよう、教室としてできる限りのサポートを行ないます。
海外からの研修者も多いInternationalな環境
近年は海外から何人もの留学生を迎えています。肝胆膵領域のインターベンションのメッカとして、さらに多くの留学生が集まる場となることを目指しています。
国際学会・国内学会主催を経験できる
2018年5月には、椎名教授が会長となり、APASL STC Yokohamaをパシフィコ横浜で、”HCC: Strategy in the New Era”をテーマに開催しました。(詳細は「教室紹介」に記載されています)
2020年10月には、椎名教授が会長となり、ACTA 2020 TOKYO(7th Asian Conference on Tumor Ablation)を”Lead the World”をテーマに開催します。(詳細は「教室紹介」に記載されています)
*新型コロナウイルスの感染拡大により中止となりました。
上記の2つの学会は、根治性がありながら侵襲が少ないInterventional oncologyが、今後のがん治療をリードしていくことを示す学会です。国際学会を主催する教室に属することは、医療の将来を担う医師にとって大変貴重な経験です。
2021年8月頃には「第40回Microwave Surgery 研究会」(国内学会)を主催予定、
2022年5月頃には「第58回肝癌研究会」(国内学会)を主催する予定です。




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研修の流れ
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