教室紹介、スタッフ紹介、研究、業績等、順天堂大学大学院公衆衛生学に関する様々な情報をご案内します。


教室紹介


 

沿革

   本講座の開講は、山本幹夫助教授により公衆衛生講義が開始された1951年に遡ります。以来、初代教授として小谷新太郎(1958年〜76年)、その後、福島一郎(1976年〜87年)、福渡靖(1989年〜99年)、丸井英二(2000年〜12年)が歴任し、第5代教授として谷川が2014年4月に着任しました。
   
 

本講座の特色

   本講座では、主に「睡眠予防医学」、「治療と就労支援」、「国際保健医療学」に関する活動を行っており、特に「睡眠予防医学」が研究・教育の柱となっています。
 近年、睡眠呼吸障害は、生活習慣病や精神疾患だけではなく労災や交通事故とも関連することが知られています。本講座では、長年に渡り、一般集団や職域集団での睡眠呼吸障害の有病状況や、循環器疾患発症、生活習慣、健診所見との関連について、他大学と協同で研究を進めている他、小児や女性の睡眠呼吸障害の研究も実施しています。これらの研究成果から、我々は、睡眠呼吸障害は有病率が高いが自覚症状に乏しく、循環器疾患に非常に起因し、また生活習慣との関連が強いこと、さらに交通事故を誘発するリスクを高めること等を明らかにしてきました。特に、睡眠呼吸障害の患者では自覚的眠気を訴えることが多いと考えられておりますが、我々の研究結果では、睡眠呼吸障害の患者の多くは、日中の過度な眠気に気づかないことから、受診行動に至らず放置されていることを明らかにしました。そこで我々は、自覚的な眠気がない睡眠時無呼吸症(Non Sleepy Sleep Apnea, NOSSA)という概念を提唱し、注意を喚起しています。2014年度には、谷川も委員会の一員として参画した「健康づくりのための睡眠指針」(厚生労働省)が公表されています。
 睡眠呼吸障害は、診断治療を提供する医療機関の不足やスクリーニング方法の未整備により見過ごされやすいことが問題です。本講座では、地域ならびに職域において睡眠呼吸障害のスクリーニング方法を整備し、さらなるエビデンスの確立を目指しています。
   
 
集合写真
 


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