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教室紹介


乳腺一般外科教育プログラム(理念・目標)


 

はじめに

  乳腺一般外科では、乳癌をはじめとした良性・悪性の乳腺疾患、甲状腺・副甲状腺などの内分泌臓器の疾患、ヘルニア・下肢静脈瘤・頚部腫瘤などの体表の疾患を主に担当します。
 

プログラムの概要と理念

 
この乳腺一般外科研修プログラムで、先生方はさまざまな臨床の場に接することにより、豊富な知識と高い能力を備えたドクターになることが目標です。そのためには、知識と技術、態度とともに経験、臨床の場における的確な判断が必要とされます。

このプログラムは、下記に示す項目において先生方の能力を高める目的で作成されています。

1) 患者さんの管理
思いやりをもち、病気の改善のために適切な治療をおこなう。
2) 医学知識
生物学的・科学的かつ臨床的に確立された知識をもって、これを臨床の場に応用する。
3) PBL(Problem-Based Learning)とその改善
自らがおこなった治療に関する調査と評価、科学的根拠との融合
4) 対人関係と協力意識
チーム医療の中での患者さん、家族、医師、看護師との有効な情報の交換
5) 専門性
責任は専門分野で働く意識のなかから生まれる。
“一般外科”では、解剖学・生理学・代謝学・免疫学・栄養学・病理学・創傷治癒・ショックと蘇生・集中治療などの知識を中心にトレーニングが行われ、これらは全ての外科専門医にとって必要なことであります。
 

一般外科医としてのプログラムのゴール、目標、実施項目

 

この期間で下記の内容を習得すべきであると考えます。

1) 基本的かつ臨床に即した知識で問題点を解決する。
実施項目
これは、日常から患者をよく診て指導医とともに行動することで達成される。また、PBLに沿って問題点を解決すべきである。カンファレンスに参加することは、臨床上の問題点を解決する上で大いに役立つ。
2) 優秀な外科医から学んだ適切な外科的基本手技を身につける。
実施項目
優秀な指導スタッフが優秀な外科医を育ててきました。手術に助手で参加したときは、注意深く術者の手技を観察すべきです。異なる術者の手技を見ることも自分の手技を高めるうえで有用でしょう。
3) 重症患者を診たときに適切な判断をし、治療をおこなう。
実施項目
指導医を前に、ICUや救急室でよく考えて自分の方針を述べることが役立ちます。指導医によく質問し、よくディスカッションをすることが自分の能力を高めるうえで重要です。
4) 優秀な外科医として適切で、倫理的かつ合法的な判断を下す。
実施項目
倫理的な問題に関してもカンファレンスで話し合われるし、各科のラウンドにおいても議論されます。
5) 同僚や看護師、その他の病院関係者と協力しあう。
実施項目
同僚と協力しあう姿勢をもち、常に関係者と患者について議論するが重要です。 患者の管理に関して適切なコンサルテーションをおこなうことも大事です。
6) 同僚、学生、医療関係者と互いに教えあい、知識を分かち合う。
実施項目
教える側、教わる側を分ける必要はありません。自分が尊敬する指導医を見習うようにしましょう。
7) 患者の健康管理に関して患者、その家族に説明をする。
実施項目
患者が退院する前に外科的問題(創部、栄養、再発予防)だけでなく、高血圧、高脂血症、糖尿病などの管理についても説明をすることは重要です。またこれらの領域の患者を経験するのは必須であると考えます。
8) 外科的知識と技術を維持するために、常に勉強する姿勢を保つ。
実施項目
PBLを忠実におこなうと、時がたつにつれてこれが正しい道であると解ります。自分の患者に関してよく勉強すべきです。
9) リサーチをおこない、学問的な追求をする。
実施項目
臨床・基礎的リサーチをおこなうにあたり、よき指導者を選ぶべきです。少なくとも一編の原著論文を書き上げることが望ましく、カンファレンスでプレゼンテーションもおこなってもらいます。
10) リーダーシップを示し、コミュニケーションや管理上の技術を学ぶ。
実施項目
他のフィールドの担当者とコミュニケーションをとることは大事です。また、自分が最も尊敬するリーダーや外科医を見習いましょう。
11) 組織の中でcost-effectivenessを考えた患者管理をおこなう。
実施項目
必要不可欠な検査をおこないましょう。カンファレンスや回診で自分が組んだ検査の有用性、欠落している部分について指摘が行われます。
12) 患者と家族の要望を尊重し、それに応じた管理をおこなう。
実施項目
患者それぞれに文化のちがいがあります。患者の言動や態度が理解できないときは、指導医に相談しましょう。
13) 患者を診て経験を積む。
実施項目
毎日おこなわれる朝のカンファレンスで、術前患者のプレゼンテーションがあります。そこでは、自分の受け持ち患者のX線写真、血液データを提示し、問題点や解決法、その他治療方針について話し合われます。
 
乳腺・内分泌外科:順天堂医院練馬病院
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