入学案内

大学院生の声

大学院医療看護学研究科の大学院生に、専攻分野での学び、新たな気づき、将来の目標などを語ってもらいました。

高度実践看護師(専門看護師)コース修了生

分野 成人看護学分野・課題研究
コース 修士課程2年
成人看護学分野・課題研究(修士課程2 年)

臨床現場において、神経難病を抱え生活していく患者さんを支えていくにはどのようなケアが良いのかと悩むことがありました。この問題に直面して、より専門性の高い知識やエビデンスに基づいたケアを行えるようになりたいと考え、慢性疾患看護専門看護師を目指すようになりました。

成人看護学特論(セルフケア看護論)では、慢性疾患を抱え生活する患者さんについて理解することができ、患者さんを「生活者」として捉えることができました。CNS 実習では、理論やモデルを活用しながら患者さんを様々な側面から捉えるアセスメント力を身に付けることができたと思います。幅広い年代の同期とのディスカッションや現場経験豊富な先生方からの実習指導を通じて、自分の考え方や看護観と正面から向き合うことができ、とても貴重な2年間だったと思います。

将来は、臨床現場で働く看護師のロールモデルとなって、病を抱えた患者さんに安心して療養生活を送ってもらえる活動をしていきたいと思っています。

分野 小児看護学分野・課題研究
コース 修士課程2年
小児看護学分野・課題研究(修士課程2 年)

私は、臨床現場で子どもの権利について頭を悩ませる場 面に多く直面しました。そのたびに、さらに深い専門知識や 経験の必要性を感じて小児看護専門看護師を志すようになりました。

CNS実習では、CNSの役割である、実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究を理解していきました。その結果、自ら行う看護ケアが周囲に及ぼす影響を知り、これまでとは異なる視点で子どもやその家族、医療 従事者のことを考えられるようになりました。大学院での学びを通じて現象を深く考えて問題解決に導いていく論理的な思考力が身に付いたと思います。

将来は、臨床現場の看護師を支えられる専門看護師になりたいと考えています。

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分野 精神看護学分野・課題研究
コース 修士課程2年
成人看護学(慢性看護)分野・特別研究 修士課程2年

精神看護学分野の専門看護師は、「精神看護専門看護師」と「リエゾン精神看護専門看護師」に分けられます。私が選択したリエゾン精神看護専門看護師は、精神的な病を持った人に限らず、身体に疾患を抱えた患者さんや、重労働でストレスを抱えた医療従事者のメンタルケアなどを行います。

私は、精神科病院で勤務していた際に、精神疾患を抱えた患者さんが一般病院になかなか受け入れられない状況に直面しました。また、一般病院に勤務している看護師の友人から、精神疾患を抱える患者さんの対応について相談を受けたこともあり、リエゾン精神看護の存在意義を知ったのです。

実習では、精神的な介入が必要な患者さんを自ら探し、病棟の看護師の指導のもとで介入の内容を考え、実践しました。病棟の看護師とは異なる立場で自分にできることを考えることは難しい面もありましたが、快く受け入れてくれた患者さんや看護師さんにはとても感謝しています。 将来は、他職種の方々の専門分野を理解し、患者さんの気持ちに向き合いたいと考えています。

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分野 成人看護学(慢性看護)分野・課題研究
コース 修士課程2年
成人看護学(慢性看護)分野・課題研究 修士課程2年

血液疾患は、赤血球、白血球、血小板などに異常が起こる病気です。赤血球の破壊による溶血性貧血、白血球の減少による感染症など、命に関わる疾患も少なくありません。

患者さんは、青年期から壮年期の方が多く、社会や家庭で中心的な役割を担っています。治療後も副作用などが生活全般に大きな影響を及ぼすため、入院中だけでなく、退院後も継続的な支援が必要です。私が看護師として病棟勤務する中で、退院後の患者さんが幸せに生きていくために何ができるかを考えた結果、大学院進学を決めました。

実習では、専門看護師の役割を理解するために他の施設の専門看護師に同行することで、第一線で活躍する専門看護師の卓越した看護能力やコンサルテーションを直接学びました。成人看護のセルフケア支援論や発達支援論では、患者さんやご家族に対して、根拠をもってケアを実践することにつながったと思います。

今後は、血液疾患を持つ患者さんの生き方やQOL(生活の質)などを支援できる看護師になりたいと考えています。

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分野 成人看護学(慢性看護)分野・課題研究
コース 修士課程2年
成人看護学(慢性看護)分野・課題研究 修士課程2年

 慢性疾患看護コースに所属し、副専門として神経難病を選択しています。慢性疾患の患者さんを生活の視点から生涯にわたって支援することが目的です。

 この分野を選んだ理由は、脳神経内科に勤務する中で、神経難病、特にパーキンソン病の看護の難しさに直面したことです。現場の経験を積みながら学ぶことは数多くあります。一方で、理論や臨床知識を更に身に付ける必要性を感じました。また、私達自身が、神経難病の看護に悩んできた経験から、神経難病のスペシャリストが必要ではないかと考えたのです。

 演習や成人高齢者セルフケア特論などの専門分野では、事例をもとに理論を用いて分析したことが印象に残っています。患者さんの身体面だけでなく、心理面まで広い視野でとらえることの大切さを学びました。実習では、看護師・医師・療法士などコメディカルとの連携や協働の重要性を実感しました。

 患者さんとそのご家族の生き方や、生活を理解して、入院中から退院後も継続して支える看護を実践していきたいと考えています。

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分野 感染看護学分野・課題研究
コース 修士課程2年
感染看護学分野・課題研究 修士課程2年

 現在、病院で感染管理を行なっています。その中で感染症の更なる知識の向上と看護の専門性を身に付けるために、感染症看護専門看護師を目指しています。

 感染看護学特論、地域看護学、看護管理学など様々な科目を通じて、感染症看護の重要性を学んでいます。演習では、細菌培養や消毒薬の効果判定、無菌操作について実習を行いました。目には見えない細菌が培地の中で増殖し、目に見える形でコロニーを形成するところを実際に体験できたことや、自分の口腔内、糞便の培養を行い、メチシリン耐性表皮ブドウ球菌の有無や大腸菌の発育状況を確認したことは貴重な体験です。ヒトの身体になくてはならない細菌と、血液中や無菌部位では病原菌となりヒトの生命を脅かす存在に成りえる細菌について知識が深まったと思います。

 社会人として病院に勤務しながら大学院に通っているので、学んだことを即実践でき、更に学びを深められます。将来は、患者や看護師、看護師以外の職種に影響を与えられる感染症看護を実践したいと思います。